―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 カネヨウ <3209>
19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比77.8%減の600万円に大きく落ち込み、通期計画の2億3000万円に対する進捗率は2.6%にとどまり、5年平均の26.5%も下回った。
▲No.4 ヤマウ <5284>
19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は5.1億円の赤字(前年同期は4.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の4.4億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
▲No.6 麻生フオーム <1730>
19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は1億6100万円の赤字(前年同期は1億4300万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9441> ベルパーク JQ -7.53 11/ 2 3Q 24.55
<2489> アドウェイズ 東M -7.14 11/ 2 上期 32.58
<3209> カネヨウ 東2 -6.35 11/ 2 上期 -77.78
<5284> ヤマウ JQ -5.19 11/ 2 上期 赤拡
<3997> Tワークス JQ -4.08 11/ 2 3Q 122.92
<1730> 麻生フオーム JQ -3.72 11/ 2 上期 赤拡
<6026> GMOテック 東M -3.65 11/ 2 3Q 赤転
<7813> プラッツ 東M -2.68 11/ 2 1Q -50.60
<6180> GMOメディ 東M -1.37 11/ 2 3Q -17.35
<2814> 佐藤食品 JQ -1.21 11/ 2 上期 1.83
<3125> 内外綿 東2 -1.20 11/ 2 上期 47.06
<5903> SHINPO JQ -1.06 11/ 2 1Q -3.60
<9888> UEX JQ -0.88 11/ 2 上期 19.23
<2406> アルテHD JQ -0.82 11/ 2 3Q -8.76
<6495> 宮入バ 東2 -0.81 11/ 2 上期 赤転
<6643> 戸上電 東2 -0.21 11/ 2 上期 -50.32
<9878> セキド 東2 -0.15 11/ 2 上期 赤拡
<2675> ダイナック 東2 -0.06 11/ 2 3Q -77.02
<7938> リーガル JQ -0.04 11/ 2 上期 4.41
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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