会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.7億円→3.2億円(前年同期は4億円)に30.7%減額し、一転して18.0%減益計算になる。
同時に、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前の期は30円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、当社グループを構成するカッシーナ・イクスシー、コンランショップ・ジャパン、エスエムダブリュ・ジャパンの3社ともに、11月から12月にかけて例年需要が伸びる時期の売上が低調に終わったことや、一部の取引において納品予定の建物の竣工時期の遅れ等により売上計上が次期に繰り延べられたことなどによって、予想を若干下回る結果となりました。 また、営業利益と経常利益につきましては、売上高が予想を下回ったことに加えて、円安や原材料費及び輸送費の高騰等の影響によって粗利率が悪化したことや、DX(デジタル技術を活用した事業変革)への投資により一般管理販売費が増加したことで予想を下回りました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、連結子会社であったコンランショップ・ジャパンの全株式を譲渡したことで特別利益が発生したため、予想を大幅に上回ることになりました。
当社では、株主のみなさまに対する利益配分について、安定的な配当をおこなうことを基本としつつ、事業環境、成長戦略ならびに業績などを総合的に勘案して決定していくことを基本的な考え方としております。 こうしたなか、当期の配当については配当の原資となる親会社株主に帰属する当期純利益が前期と比べてほぼ横ばいになるという業績予想を前提として、前期と同じ1株当たり配当金30円を予定しておりましたが、連結子会社であった株式会社コンランショップ・ジャパンの全株式を譲渡したことによって特別利益が発生したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が過去最高金額を更新したため、期末の1株当たり配当予想を10円増額し、40円に修正させていただきます。その他 上記の予想につきましては、本資料の発表時点において入手可能な情報及びその業績に影響を与える不確実な要因に係る仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
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