<動意株・8日>(大引け)=デジプラ、JINSHD、Hmcommなど
ジンズホールディングス<3046.T>=上値指向強め6連騰。4月21日以来となる年初来高値を更新している。前週末5日の取引終了後に発表した8月度の月次売上状況(速報)で、国内アイウェアショップの既存店売上高が前年同月比17.0%増となり、31カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。猛暑が続いた影響により、季節要因に関連した需要が堅調に推移した。また、販促施策の効果もあり、来店や購買意欲を後押しした。なお、全店売上高は同21.9%増だった。
Hmcomm<265A.T>=物色の矛先向かい急伸。前週末5日取引終了後、SBI証券(東京都港区)とAIエージェントに関する共同研究を開始したと発表した。顧客からの問い合わせ対応や各種手続きの自動化に加え、将来的に高度なパーソナライズドサポートを実現することを目指す。これが材料視されている。
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>=急動意。この日午前10時ごろ、LLM(大規模言語モデル)推論エンジンと、独自開発のビジョンAI技術を融合させた行動認識AIプラットフォーム「Vision-LLM Insight」の本格的な顧客提供を開始したと発表した。これまでのAIでは判別が難しかった映像内の複雑な行動パターンを高精度に検知することができるという。これが材料視されている。
フォスター電機<6794.T>=上値指向で5日続伸。同社の株価は4月7日の年初来安値962円を底に一貫した上値追い態勢にあり、特に4月末以降は25日移動平均線を一度も下回ることなく4カ月以上にわたって強力な上昇トレンドを形成している。そうしたなか、前週末5日にアクティビストとして注目を浴びるアクシウム・キャピタルが同日付で大量保有報告書を提出。アクシウム・キャピタルのフォスター株式保有比率は6.86%となり、5%を大幅に超過したことが判明した。保有目的は「純投資」としており、フォスターの株価に対する先高期待が膨らんでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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