当年度における同社グループの営業活動については、デモンストレーション販売の実施やテレマーケティング、WEB等によって多くの新規顧客を獲得し、積極的な営業活動を展開した。また、長期にわたる宅配水の定期配送サービスの利用が安定的な収益基盤の構築に繋がることから、長期契約プランの提供等の販売戦略強化を行い、顧客基盤の安定化に取り組んできた。加えて、既存顧客の継続率の向上及び顧客満足度向上のため、各種付帯サービスの提供を推進し、当年度末の保有契約件数は173万件となった。一方で、販売促進費等の増加が同社グループの利益押下げ要因となっているものの、顧客獲得に係るコストの効率化や各工場設備の稼働率の向上等による製造原価の低減、物流網の構築による物流費の安定化等、各種費用の低減に努めてきた。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比4.0%増の800.00億円、営業利益が同4.5%増の120.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同15.4%増の65.00億円を見込んでいる。
また、直近の業績動向を含め総合的に検討した結果、2025年3月期の期末配当については、直近の1株当たり配当予想50.00円から5.00円増配の55.00円とすることを発表した。
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