ETF売買動向＝17日前引け、インドブル、ＮＹダウブルが新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.6％減の1114億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同41.2％減の982億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００） <2630> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> など7銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が3.31％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.74％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.37％安、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> は3.10％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が46円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金486億600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均547億9200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が128億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が103億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が93億700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が68億8200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が56億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース