決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＳＢ、ＳＵＢＡＲＵ、大成建 (8月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＵＢＡＲＵ <7270>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比41.0％増の893億円に拡大し、通期計画の2700億円に対する進捗率は33.1％となった。

★No.3　ワールド <3612>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比36.5％増の84.7億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の56.6億円に対する進捗率が149.6％とすでに上回り、さらに前年同期の120.2％も超えた。

★No.4　ワールドＨＤ <2429>
　19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比26.4％増の25.2億円に伸び、従来の50.4％減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7270> ＳＵＢＡＲＵ 　東１ 　 +12.29 　　8/ 5　　　1Q　　　 40.98
<6914> オプテクスＧ 　東１ 　 +11.68 　　8/ 5　　上期　　　-51.92
<3612> ワールド 　　　東１　　 +8.98 　　8/ 5　　　1Q　　　 36.50
<2429> ワールドＨＤ 　東１　　 +8.09 　　8/ 5　　上期　　　 26.39
<3276> 日本管理Ｃ 　　東１　　 +5.43 　　8/ 5　　上期　　　 -6.93

<2376> サイネックス 　東１　　 +4.90 　　8/ 5　　　1Q　　　371.43
<6088> シグマクシス 　東１　　 +4.52 　　8/ 5　　　1Q　　　 66.85
<4203> 住友ベ 　　　　東１　　 +3.99 　　8/ 5　　　1Q　　　-12.58
<6485> 前沢給装 　　　東１　　 +3.85 　　8/ 5　　　1Q　　　 23.44
<2587> サントリＢＦ 　東１　　 +3.67 　　8/ 5　　上期　　　-10.41

<3101> 東洋紡 　　　　東１　　 +2.93 　　8/ 5　　　1Q　　　 -9.53
<4985> アース製薬 　　東１　　 +2.73 　　8/ 5　　上期　　　 12.57
<1801> 大成建 　　　　東１　　 +2.71 　　8/ 5　　　1Q　　　 60.31
<6062> チャームケア 　東１　　 +2.26 　　8/ 5　本決算　　　 29.96
<5631> 日製鋼 　　　　東１　　 +2.05 　　8/ 5　　　1Q　　　 -4.10

<7458> 第一興商 　　　東１　　 +1.70 　　8/ 5　　　1Q　　　 -3.85
<3151> バイタルＫＳ 　東１　　 +1.65 　　8/ 5　　　1Q　　　 -8.87
<9728> 日本管財 　　　東１　　 +1.16 　　8/ 5　　　1Q　　　　6.53
<6947> 図研 　　　　　東１　　 +1.06 　　8/ 5　　　1Q　　　　1.74
<7994> オカムラ 　　　東１　　 +1.05 　　8/ 5　　　1Q　　　　2.45

<9434> ＳＢ 　　　　　東１　　 +0.96 　　8/ 5　　　1Q　　　　6.45
<2613> Ｊオイル 　　　東１　　 +0.64 　　8/ 5　　　1Q　　　　3.64
<8331> 千葉銀 　　　　東１　　 +0.58 　　8/ 5　　　1Q　　　 -4.24
<7480> スズデン 　　　東１　　 +0.46 　　8/ 5　　　1Q　　　-29.57
<6197> ソラスト 　　　東１　　 +0.43 　　8/ 5　　　1Q　　　-14.19

<7105> ロジスネクス 　東１　　 +0.39 　　8/ 5　　　1Q　　　 24.66
<8541> 愛媛銀 　　　　東１　　 +0.29 　　8/ 5　　　1Q　　　 -5.43
<7740> タムロン 　　　東１　　 +0.08 　　8/ 5　　上期　　　 21.96

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース