セグメントの業績では、建設系リサイクル事業は、既存取引先に加え、新規取引先からの建設系廃棄物及び流通、倉庫、工場等から発生する非建設系廃棄物の旺盛な需要があったが、焼却施設等の経年劣化による補修工事が重なり、取引先との調整を行いながら受入制限を実施する結果となった。全般的な受入数量は、発電施設は法定点検による停止期間があったが、概ね前期並みとなった。焼却施設の受入数量は前年同期比13.5%減少している。
食品系リサイクル事業は、再資源化センターでの合計受入数量は前年同期比で14.5%減少するとともに、販売先の肥育頭数の減少等により、液状化飼料の販売数量は11.7%減少している。一方、液状化飼料の新規受入先の開拓を進めた結果、新規販売先の契約が見込まれるため、第3四半期より販売数量が増加する見込みである。
白蟻解体工事は、解体工事は、高額工事が減少している。白蟻工事は新築工事が若干増加しているが、既存工事件数が減少している。
森林発電事業は、発電燃料となる木材が原木に加え、製材工場から発生する背板及び端材並びにチップの受入数量が増加しているため、多様な材料に対応した燃料供給工程の効率化に注力した。また、原木の乾燥を促進するため新たな貯木場の設置準備を進めた。電力小売りは、家庭向けの低圧は契約が想定通り進んでいないが、高圧は新規契約が計画を上回っている。
2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%減の33.40億円、営業利益が同34.4%減の1.50億円、経常利益が同33.5%減の1.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が40.0%減の0.50億円としている
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