パソナ、ディップなど人材派遣関連の強さ目立つ、需給関係も株価後押し

　パソナグループ<2168.T>が続伸、テンプホールディングス<2181.T>、ディップ<2379.T>、夢真ホールディングス<2362.T>なども底堅さを発揮しており、人材サービス関連銘柄の強さが目立つ。自動車や電機などの製造業、通信分野などで求人需要が高水準、転職市場の活況も人材ビジネスを手掛ける企業の収益機会につがっている。労働派遣法改正では、企業は３年を超える派遣契約を結ぶことが可能となるなど市場活性化も期待されている。また、もうひとつのポイントは株式需給関係の良さだ。パソナは信用買い残が売り長で直近１０日申し込み現在で信用倍率０．５７倍、ディップは同０．５５倍、テンプＨＤは同１．１９倍、夢真ＨＤは同１．５１倍で買い方に有利に働いている。

パソナの株価は９時５３分現在１２７９円（△１２円）
ディップの株価は９時５３分現在１万５６４０円（△２０円）
夢真ＨＤの株価は９時５３分現在７９７円（△７円）
テンプＨＤの株価は９時５３分現在５２００円（△▼０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）