ディップが大幅反発、前期営業益９０億円で過去最高と報じられる

　ディップ<2379.T>が大幅反発。きょう付の日本経済新聞で「２０１７年２月期の単独営業利益は前の期比２６％増の９０億円だったようだ」と報じられており、４期連続で過去最高との会社予想８８億円をさらに上回ったとの観測が好材料視されているようだ。

　記事によると、政府の「働き方改革」で労働時間短縮への社会的関心が高まるっていることから人材確保の動きが加速し、利益率の高い派遣社員募集の広告が伸びたという。また、人手不足を背景に、アルバイト募集の求人サイトへの広告出稿も増えたという。

　これに対して会社側では、「当社が発表したものではない。１７年２月期業績は現在精査中だが、現時点では概ね報道された内容に近い数値を見込んでいる」とコメントしている。なお、決算発表は１２日を予定している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）