ＳＪＩが反発、ＤＥＡＲ・Ｌとブロックチェーン技術を活用した次世代マンションのシステム開発で提携◇

　ＳＪＩ<2315.T>が反発。が２１日の取引終了後、ディア・ライフ<3245.T>と業務提携を行うと発表しており、業績への貢献などを期待した買いが入っている。

　今回の業務提携は、フィンテックの代表的な技術であるブロックチェーン技術を活用した、次世代マンションなどのシステム構築を共同で行うのが狙い。ブロックチェーンは、権利の発行・譲渡・流通といったプロセスに適していることから、金融分野だけではなく、厳密な管理や所有者・貸借人・居住者のプライバシー保護といった考慮が必要とされる不動産分野でも検討や試行の可能性があるが、次世代マンションの開発において、スマートロックとブロックチェーンを掛け合わせることで、新しいマンションの管理方法の可能性を検証する。また、次世代マンションに加えて、一般の賃貸物件、社宅、民泊を視野にいれたシェアリングエコノミーも検討の範囲とするという。

　なお、業績に与える影響は、両社ともに現段階では軽微としている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）