―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月26日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 コア <2359>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.2%減の1.5億円に減り、4-9月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は25.2%にとどまり、5年平均の32.4%も下回った。
▲No.2 トクヤマ <4043>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比27.4%減の62.9億円に減り、通期計画の390億円に対する進捗率は16.1%にとどまり、5年平均の22.0%も下回った。
▲No.3 シミックHD <2309>
19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の連結経常利益は前年同期比4.3%減の36.4億円に減ったが、通期計画の41.7億円に対する進捗率は87.4%に達し、5年平均の71.5%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2359> コア 東1 -14.22 7/29 1Q -13.22
<4043> トクヤマ 東1 -11.05 7/29 1Q -27.42
<2309> シミックHD 東1 -10.07 7/29 3Q -4.26
<5214> 日電硝 東1 -7.90 7/29 上期 -24.75
<3199> 綿半HD 東1 -6.98 7/29 1Q -42.08
<8591> オリックス 東1 -5.65 7/29 1Q -10.90
<8897> タカラレーベ 東1 -5.53 7/29 1Q 赤転
<9719> SCSK 東1 -4.84 7/29 1Q 23.42
<3132> マクニカ富士 東1 -4.33 7/29 1Q -46.92
<8628> 松井 東1 -4.32 7/29 1Q -52.66
<2412> ベネ・ワン 東1 -4.10 7/29 1Q 13.50
<6798> SMK 東1 -3.90 7/29 1Q 赤転
<6349> 小森 東1 -3.71 7/29 1Q 赤縮
<6471> 日精工 東1 -3.01 7/29 1Q -57.93
<3157> ジューテック 東1 -2.32 7/29 1Q -39.69
<2378> ルネサンス 東1 -2.20 7/29 1Q -26.79
<7309> シマノ 東1 -2.07 7/29 上期 -9.66
<5911> 横河ブHD 東1 -1.58 7/29 1Q -11.22
<8860> フジ住 東1 -1.48 7/29 1Q -33.73
<4507> 塩野義 東1 -0.81 7/29 1Q -14.60
<2908> フジッコ 東1 -0.80 7/29 1Q -9.86
<8614> 東洋 東1 -0.79 7/29 1Q 赤転
<4581> 大正薬HD 東1 -0.73 7/29 1Q -37.33
<6301> コマツ 東1 -0.61 7/29 1Q -28.01
<6325> タカキタ 東1 -0.35 7/29 1Q -30.66
<8343> 秋田銀 東1 -0.35 7/29 1Q -17.73
<4212> 積水樹 東1 -0.24 7/29 1Q 3.43
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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