予想株価
750円
現在株価との差
+206.0
円
登録時株価
1,062.0円
獲得ポイント
+138.43pt.
収益率
+48.77%
期間
中期投資 (数週間~数ヶ月単位で売り買い)
理由
配当(株主優待を含む)
プライム市場選択、優待改善、好地合いもあり短期的な株価上昇に浮かれがちですが、自己資本比率、流動比率、当座比率、有利子負債比率といった経営の安全性を測る指標が悪化している点を忘れてはいけないでしょう。
苦しい財務状況のなかで、しかも成長企業として投資に回すべき資金を抑えてまで行った大幅な優待拡充は、大きなリスクであり、そのリスクを取る選択をした背景は、単なる「利益還元」ではないと推し量るべきでしょう。
プライム市場を選択するからには流通株式比率35%以上を維持していかねばなりません。四半期報告書から読み取れるL&Mの現在の流通株式比率は36%であり、自社株買いや役員へのストックオプションも難しい状況にあります。短期的には、なんらかの事由で役員交代が必要となれば新役員の保有株が固定株となります。また純投資以外の目的でファンドが大量保有してくる可能性にも考慮が必要です。中長期的には現在7%近くの株を保有している従業員持株会が10%を超えると固定株と定義されることになります。
したがって、流通株式比率を改善することも経営上の喫緊の課題であるはずです。
この課題を解決するためには増資や自己株の市場処分、小笹氏(フェニックス含む)の保有株を減らすといった施策が必要であるはずです。
優待拡充はそのための布石といえるかもしれません。
いずれにせよ、今は材料も出尽くし感があり、株価も背伸びした状態。悪材料が出たときの反動も想定して慎重な対応を。
苦しい財務状況のなかで、しかも成長企業として投資に回すべき資金を抑えてまで行った大幅な優待拡充は、大きなリスクであり、そのリスクを取る選択をした背景は、単なる「利益還元」ではないと推し量るべきでしょう。
プライム市場を選択するからには流通株式比率35%以上を維持していかねばなりません。四半期報告書から読み取れるL&Mの現在の流通株式比率は36%であり、自社株買いや役員へのストックオプションも難しい状況にあります。短期的には、なんらかの事由で役員交代が必要となれば新役員の保有株が固定株となります。また純投資以外の目的でファンドが大量保有してくる可能性にも考慮が必要です。中長期的には現在7%近くの株を保有している従業員持株会が10%を超えると固定株と定義されることになります。
したがって、流通株式比率を改善することも経営上の喫緊の課題であるはずです。
この課題を解決するためには増資や自己株の市場処分、小笹氏(フェニックス含む)の保有株を減らすといった施策が必要であるはずです。
優待拡充はそのための布石といえるかもしれません。
いずれにせよ、今は材料も出尽くし感があり、株価も背伸びした状態。悪材料が出たときの反動も想定して慎重な対応を。
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