ｎｍｓ、上期経常を37％上方修正

　ｎｍｓ　ホールディングス <2162> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億1000万円→4億2500万円(前年同期は5100万円)に37.1％上方修正し、増益率が6.1倍→8.3倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の6億5000万円(前期は1億2200万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間の業績は、中国ロックダウンによる稼働影響や部品・部材価格の高騰、物流コスト上昇等の影響を受けた一方、売上確保に向けた取り組みと、抜本的基盤強化策の実行を着実に進めており、上半期に見込んでいた需要の一部が下半期にずれ込んだものの、営業利益は前回発表に対し改善する見込みです。　経常利益も、営業利益の改善に加え、想定を超える円安加速により、９月13日公表の為替差益計上見込額750百万円を上回る828百万円を計上する見通しであり、四半期純利益についても、営業利益、経常利益の改善により、前回発表予想を大幅に上回る見込みです。　2023年３月期通期（2022年４月１日～2023年３月31日）連結業績につきましては、今後も需要は堅調に推移するものと見ており、前連結会計年度に対し売上・利益ともに大きく改善する見通しですが、為替動向を見定めることが難しい状況であることから、前回発表予想の見直しを行っておりません。　今後の動向がより明確に見通せるようになった段階で見直しを行い、開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。