利下げ期待に、寄り付き後、堅調。その後、ISM製造業景況指数が予想以上に低下し、景気後退懸念なども強まり相場は売りに転じた。関税の行方を警戒し、終日軟調に推移。終盤にかけ、トランプ大統領が会見で、4日に対メキシコ、カナダの関税発動することを再確認すると景気や物価への影響を警戒した売りに拍車がかかり、下げ幅を拡大し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の654ptからスタートした。米国株安を受けて、朝方は急落スタート。トランプ大統領による円安批判とウクライナへの軍事支援の一時停止命令に加え、カナダによる米国への報復関税、中国による米農産物への報復関税など、外部環境に不透明感が漂い、日本市場全体に売りが波及した。午後は円高圧力が後退したこともあり、引けにかけて下げ幅を縮小し、647ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。
<SK>
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