ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金2721億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比132.7％増の2721億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同142.6％増の2518億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> など8銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は5.04％安、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.79％安、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> は3.62％安、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> は3.53％安と大幅に下落。

　日経平均株価が229円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1834億4100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1265億1100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が237億7500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が116億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が97億4400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が75億7300万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が36億9700万円の売買代金となった。

株探ニュース