高橋ウォール、今期経常を40％上方修正

　高橋カーテンウォール工業 <1994> [ＪＱ] が6月30日昼(11:30)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→3.5億円(前期は26億円)に40.0％上方修正し、減益率が90.4％減→86.6％減に縮小する見通しとなった。
　同時に、1-6月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2億円→2.9億円(前年同期は13.5億円)に45.0％上方修正し、減益率が85.2％減→78.6％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）第２四半期（累計）連結業績予想の修正　売上高については、第２四半期に完成を見込んでいた大型工事が一部下半期に完成がずれ込んだため、予想を下回る見込みです。　一方、営業利益については、工場の稼働率低下により高めに見込んでいた原価率が改善したことに加え、追加売上に伴う利益の改善により、予想を上回る見込みです。　営業利益の増加に伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ予想を上回る見込みです。（２）通期連結業績予想の修正　売上高については、追加売上はあるものの、新型コロナウイルスの影響で一部工事の遅れが出ており、来年度に完成がずれ込む工事もあると想定し、予想を下方修正いたします。　営業利益については、主に上期の営業利益が改善したことにより、通期の営業利益は予想を上回る見込みです。　営業利益の増加に伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ予想を上回る見込みです。