新日空調、前期経常を一転9％増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も10円増額

　新日本空調 <1952> [東証Ｐ] が4月28日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→73億円(前の期は66.7億円)に15.9％上方修正し、一転して9.3％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の36.6億円→46.6億円(前年同期は50億円)に27.3％増額し、減益率が26.7％減→6.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の65円→75円(前の期は70円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、計画をやや下回りましたが、利益につきましては、グループ全体での利益創出活動による結果と政策保有株式の売却による特別利益等により、営業利益、経常利益、当期純利益が前回発表予想を上回る見込みであります。

　当期の期末配当金につきましては、連結業績および配当性向等を勘案し、1株につき特別配当10円を加え、普通配当45円と合わせ55円とさせていただく予定です。これにより、年間配当金は中間配当金20円を含め1株につき75円となる予定です。（注）本資料に記載される業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。