同社グループが関連する建設業界においては、設備投資に持ち直しの動きが続くなど受注環境は概ね良好だったが、資機材価格の上昇や人手不足など、受注判断や工事原価、工事進捗への影響に適切に対処する必要があった。こうしたなか、同社グループの当第1四半期の連結業績は、前年同期の大型工事の反動減などにより、減収減益となった。新規に着工した大型工事が初期段階にあたるため、出来高が上がりにくい状況にある。一方で、受注高は過去最高を確保しており、繰越工事高は依然として高い水準が続いている。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%減の1,000.00億円、営業利益が同13.3%減の70.00億円、経常利益が同12.1%減の75.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%減の50.00億円とする期初計画を据え置いている。
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