しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1370億円→1440億円(前期は1501億円)に5.1%上方修正し、減益率が8.7%減→4.1%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比23.0%増の950億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比47.3%減の230億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8%→3.2%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
連結業績につきましては、個別業績予想の上方修正を主因に、売上高及び利益が前回発表予想を上回ると予想しており、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想から110億円増加し、前期実績を上回る1,160億円となる見通しです。 個別業績予想は、土木事業における大型工事の追加変更契約獲得や施工の着実な進捗を主因に建設事業の売上高、利益が増加する見通しであることに加え、国内開発事業における販売事業の収益性が向上する見込みであることから、売上高及び利益の予想を上方修正しております。 なお、国内関係会社の親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想から10億円増加する見通しですが、海外関係会社につきましては、米国や東南アジアなどの開発事業において、有利な条件での売却を見据え、売却時期を当期から次期以降に変更した物件があることなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を50億円下回ると見込んでおります。為替レートは2024年9月末時点の1米ドル142円73銭を想定しています。(参考)個別、国内関係会社、海外関係会社別の親会社株主に帰属する当期純利益予想(単位:百万円)連結 個別 国内関係会社 海外関係会社前回発表予想(A) 105,000 80,000 15,000 20,000今回修正予想(B) 116,000 95,000 16,000 15,000増減額(B-A) 11,000 15,000 1,000 △5,000(注)国内関係会社、海外関係会社の数値は、内部取引等調整前の数値を記載している。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績等は、様々な要素により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
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