東京株式(前引け)=小反落、市場エネルギー不足のなかやや売り優勢
きょう前場の東京株式市場は、薄商いのなかでやや売りに押される展開となった。前週末の欧米株市場が総じて軟調に推移したことを受け、いったん利益を確定しようとする動きが表面化した。クリスマス休暇に伴い海外投資家の参戦が見込めず、市場エネルギーも低調。前場の東証1部の売買代金は7700億円と1兆円を大きく下回った。ただ、閑散に売りなしで日経平均は下値に対しても底堅さを発揮している。
個別ではニトリホールディングス<9843.T>に売りがかさみ、売買代金を大きく膨らませながら大幅安。GMOインターネット<9449.T>も安い。ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>なども軟調。日本郵船<9101.T>も下げた。半面、キヤノン<7751.T>が堅調、エーザイ<4523.T>も反発。ジーンズメイト<7448.T>が急伸、飛島建設<1805.T>、シグマクシス<6088.T>も物色人気に。木村化工機<6378.T>、日本トムソン<6480.T>も高い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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