ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金3233億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.2％増の3233億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.2％増の3108億円だった。

　個別では日経４００インバース <1471> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。マザーズ・コア上場投信 <1563> 、ダイワ食品　上場投信ＴＯＰＩＸ－１７ <1634> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> など32銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が8.33％高、ＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> が7.10％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.85％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.66％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は6.07％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.82％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が307円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2036億6400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2485億8200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が617億8000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が158億4900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が86億2000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が50億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が36億4300万円の売買代金となった。

株探ニュース