●　2011/02/25 11:37 株式新聞
石油資源、クレディスイス証は国際帝石の保有株式評価上昇に伴い、「アウトパフォーム」に引き上げ


　石油資源開発が反落。一方、クレディ・スイス証券では２４日付で、投資判断を「ニュートラル」（中立）から「アウトパフォーム」（強気）に、目標株価を３１００円から４５００円にそれぞれ引き上げている。

　同社の時価総額の７０％を構成する国際石油開発帝石の保有株式評価上昇が背景。国際石油開発帝石のイクシスＬＮＧプロジェクトの販売先と権益譲渡は遅くとも年央までに発表されると予想、株価にはさらなる上値余地が残っており、今後、国際石油開発帝石株が増資以前の水準を回復する過程で、同社株も当時のＥＶ／ＥＢＩＴＤＡ５倍が視野に入ってくると考えているという。

　他のカタリストとして、短期的に勇払油ガス田（北海道）の状況を挙げており、同ガス田では１０年半ばに生産量が減少し、現在評価作業を実施中で本決算発表時期に結果が明らかになる見込みという。

　前引けの株価は４０円安の３９３５円。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-02-25 11:36)

●　 2011/03/02 09:44 ﾌｨｽｺ
国際帝石－－583000(+7000)

しっかり。原油市況の上昇がストレートにプラス材料と捉えられる銘柄として、改めて関心が高まる格好になっているようだ。中東での情勢不安がリビアからイランに波及、今後も近隣諸国への広がりが警戒される状況となり、供給不安を背景に原油市況は大幅に上昇、時間外取引では1バレル＝100ドル台にまで。《KS》【株式会社フィスコ】


●　 2011/03/03 00:00 四季報速報
国際石油帝石 － 【四季報先取り】


【油価上昇】下期原油高追い風に権益原油の利益上振れ。一転、営業増益。１２年３月期は原油１バレル８０ドル台後半前提。生産量横ばいだが、平均油価上昇で営業益上乗せ。原油１バレル１ドル上昇で通期純益２１億円上振れ。
【豪ＬＮＧ】事業主体として巨大ガス田（イクシス）開発し、液化施設も操業。生産開始１６年目標、総事業費２兆円と社運かかる。販売先確定急ぎ今秋に正式投資決定へ。
（上記記事及び業績予想は『会社四季報』春号《３月１４日発売》の速報版です。今後、『会社四季報』の制作過程で内容が変わる場合もあることをご承知おき下さい）
（百万円）　 　　売　上　　営業利益 経常利益　 当期利益　１株益￥ １株配￥
連本2010.03　 840,427 461,667 442,027 107,210 45554 5500　
連本2011.03予 888,000 488,000 479,000 120,000 32869 6000　
連本2012.03予 950,000 540,000 535,000 134,000 36703 6000　
連中2010.09　 432,992 232,608 220,116 50,626 18584 3000　
連中2011.09予 470,000 270,000 265,000 66,000 18078 3000　

（株）東洋経済新報社

●　2011/03/07 14:36 株式新聞
国際帝石が逆行高、ＮＹ原油が時間外取引で一段高、原油高の相関性トップとの見方も


　国際石油開発帝石が逆行高し、一時１万３０００円高の５９万２０００円を付ける場面があった。ＮＹ原油相場の上昇を受け、連動性の強い銘柄として継続物色されている。

　ＮＹ原油先物相場は現地４日、期近４月物が大幅反発し、２．５１ドル高の１バレル＝１０４．４２ドルで取引を終了。その後の時間外取引では、日本時間７日に１０６ドルまで上昇し、約２年５カ月ぶりに高値水準を付けている。中東・北アフリカ情勢の混乱から、原油供給への懸念が続いた。

　メリルリンチ日本証券では４日付のリポートで、原油価格との相関に基づくロング＆ショート銘柄をスクリーニング。そのなかで、正相関の銘柄として、国際帝石がトップにランクされた。ただ、サウジアラビアのデモ（３月１１日予定）による原油価格上昇を前提に、原油価格の上昇から打撃を受ける銘柄のショートの方を薦めたいとし、逆相関銘柄として順に日本製紙グループ本社、南海電気鉄道 、参天製薬 、日立キャピタル、近畿日本鉄道などを挙げている。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-03-07 14:36)

●　2011/02/17 17:14 株式新聞
国際帝石、出光興産、ＪＸの３社子会社がベトナム海上の探鉱鉱区で油・ガス層を発見


　国際石油開発帝石は１７日引け後、子会社の帝石コンソン石油を通じて、出光興産の完全子会社である出光オイルアンドガス開発およびＪＸホールディングス傘下のＪＸ日鉱日石開発とともにベトナム海上の０５－１ｂ＆０５－１ｃ探鉱鉱区にて油・ガス層を発見したことを明らかにした。

　試掘に成功した鉱区は、ホーチミン市の南東３００キロメートルの海上に位置し、「Ｄａｉ　Ｎｇａ（ダイガ）」構造は海面下約２９００－３６００メートル（水深約１２０メートル）の深度に広がっている。今後、詳細に埋蔵量の評価・検討を行うとともに、当該鉱区に存在する他の有望構造の評価も併せて進めていく。

　１７日の終値は、国際帝石が前日比１万７０００円高の５７万９０００円、出光興産は同３６０円高の９６００円、ＪＸは同３円安の５７０円。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-02-17 17:14)