ETF売買動向＝16日前引け、日興パ中国Ａが新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.3％増の2246億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同35.0％増の2019億円だった。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> が新高値。ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.67％高、上場インデックスファンド豪州リート <1555> が3.30％高、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> が3.13％高、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> が3.03％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.99％安、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> は3.48％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.30％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が367円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1063億1900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1008億6800万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が183億9800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が173億5800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が167億2000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が132億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が108億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース