シャープ軟調、本社ビル売却で148億円の特別利益計上へ
シャープ<6753.T>は全般波乱相場に流され下値を探る展開。同社は28日取引終了後、大阪市阿倍野区の本社ビルおよび田辺ビルを売却し、16年1~3月期に148億3300万円を固定資産売却益として特別利益に計上する見込みであると発表した。本社ビルはニトリホールディングス<9843.T>に、田辺ビルはNTT都市開発<8933.T>に、それぞれ16年3月18日付で売却する。16年3月期通期の業績予想への影響は合理的算定が可能となった時点で開示するとしている。同社は譲渡による引渡し後も各譲渡先と賃貸借契約を締結し、本社として18 年3月頃まで使用を継続する予定であり、新たな本社の移転先は現在検討中としている。リストラに伴う財務改善効果はあるものの、16年3月期最終損益は500~1000億円の赤字が市場のコンセンサスで、株価の反応は限定的となった。
シャープの株価は10時57分現在140円(▼7円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
シャープの株価は10時57分現在140円(▼7円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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6753
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900.0
(01/17)
|
-10.2
(-1.12%)
|
9843
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18,870.0
(01/17)
|
-120.0
(-0.63%)
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8933
|
1,675.0
(01/07)
|
0.0
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