テラがヒトiPS細胞由来の樹状細胞の樹立に関する研究開発を開始
テラ<2191.T>がこの日の取引終了後、東京慈恵会医科大学悪性腫瘍治療研究部と共同研究契約を締結し、医薬品などを汚染するエンドトキシンなど発熱性物質の検出法を開発するための、ヒトiPS細胞由来樹状細胞の樹立に関する研究を開始すると発表した。
医薬品の製造工程で医薬品などを汚染する発熱性物質の検出法として、ヒト単球細胞を用いた単球活性化試験法(MAT)という方法があるが、欧州ではMATキットが市販され、医薬品の発熱性物質試験に用いられている一方、日本では試験に用いるヒト単球細胞の入手が難しいという課題があった。そこで共同研究では、テラの技術を用いて、ヒト末梢血単核球からiPS細胞を樹立し、ヒトiPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術の開発を行うという。iPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術を開発することで、国内における新しいエンドトキシンなどの検出法の確立を目指すとしている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
医薬品の製造工程で医薬品などを汚染する発熱性物質の検出法として、ヒト単球細胞を用いた単球活性化試験法(MAT)という方法があるが、欧州ではMATキットが市販され、医薬品の発熱性物質試験に用いられている一方、日本では試験に用いるヒト単球細胞の入手が難しいという課題があった。そこで共同研究では、テラの技術を用いて、ヒト末梢血単核球からiPS細胞を樹立し、ヒトiPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術の開発を行うという。iPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術を開発することで、国内における新しいエンドトキシンなどの検出法の確立を目指すとしている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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