あす(24日)の株式相場見通し=高値更新で買い気優勢、株式需給改善が下支え
あす(24日)の東京株式市場は、きょうまでの3日間で合計818円と日経平均株価が急騰しており、当然利益確定の売りが予想される。ただ、年初来高値を3週間ぶりに更新したことで、株式需給も改善し買いに勢いが増している。
2000年4月に記録したITバブル時の高値2万833円に肉薄しており、これを突破すると一段高に進む可能性もある。ITバブル時の高値を上回ると、次は19年前の1996年6月高値の2万2666円がターゲットとなる。
23日の東京株式市場は、終始買い意欲の強い展開。日経平均株価終値は、前日比381円23銭高の2万809円42銭と大幅高の高値引けで3日続伸となった。上昇幅は今年最大を記録した。
ギリシャ債務問題では金融支援に向けた合意に前進したとの観測が買い支援材料となり、株価指数先物主導で上昇が加速した。
日程面では、電子材料スライス周辺事業、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業を手掛ける中村超硬<6166.T>が東証マザーズ市場に、古物商、電気器具・住宅設備機器・各種ソフト・楽器およびこれらに関連する物品販売を手掛けるエコノス<3136.SP>が札証アンビシャスにそれぞれ新規上場する。このほか、日銀政策決定会合議事要旨(5月21~22日開催分)、5月の企業向けサービス価格指数、気象庁の3カ月予報に注目。海外では、米1~3月期のGDP確定値が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
2000年4月に記録したITバブル時の高値2万833円に肉薄しており、これを突破すると一段高に進む可能性もある。ITバブル時の高値を上回ると、次は19年前の1996年6月高値の2万2666円がターゲットとなる。
23日の東京株式市場は、終始買い意欲の強い展開。日経平均株価終値は、前日比381円23銭高の2万809円42銭と大幅高の高値引けで3日続伸となった。上昇幅は今年最大を記録した。
ギリシャ債務問題では金融支援に向けた合意に前進したとの観測が買い支援材料となり、株価指数先物主導で上昇が加速した。
日程面では、電子材料スライス周辺事業、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業を手掛ける中村超硬<6166.T>が東証マザーズ市場に、古物商、電気器具・住宅設備機器・各種ソフト・楽器およびこれらに関連する物品販売を手掛けるエコノス<3136.SP>が札証アンビシャスにそれぞれ新規上場する。このほか、日銀政策決定会合議事要旨(5月21~22日開催分)、5月の企業向けサービス価格指数、気象庁の3カ月予報に注目。海外では、米1~3月期のGDP確定値が焦点となる。
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