美容家電業界に脚光集まる
日本の生花市場にとって母の日は、年間需要の10%を占める重要なイベント。北は北海道から南は沖縄まで日本全国約4300軒の花店の配達ネットワークである「花キューピット」を運営する花キューピット協同組合と住友商事<8053>(出資比率19%)が合弁会社として設立したのがインターネット花キューピットだ。このほか生花関連では、日本最大の花き卸売市場の大田花き<7555>、生花祭壇の企画提案・作成・設営、生花の卸・物流事業を2本柱として手掛けているビューティ花壇<3041>に注目。
スイーツの例として、モロゾフ<2217>はアーモンドケーキなどを詰め合わせた「母の日スイーツコレクション」を限定販売している。また、高島屋<8233>は、約180種類をそろえたフラワーギフトをはじめ、義理のお母さん向けの老舗ブランド銘菓なども取りそろえている。海洋性コラーゲン主成分の化粧品の製造・販売を主力とするドクターシーラボ<4924>は、多機能超音波美顔器や、美顔ローラーも手掛ける。
◆主な母の日消費関連銘柄
銘柄<コード> 営業増益率 株価 PER
モロゾフ<2217> 0.4 384 37.6
ビューティ花壇<3041> 5.3倍 291 24.5
DR.シーラボ<4924> 13.2 4500 20.7
大田花き<7555> ▼24.4 898 32.4
住友商<8053> ▼79.6 1418・5 ―
高島屋<8233> 6.2 1120 16.8
※株価は30日終値(単位:%、円、倍)