一目均衡表の基準線前後の攻防
ただし、目下のところ、一目均衡表の基準線前後で頭を押さえられている。ここをすっきり上抜けることが出来るかが、本日の焦点となろう。
本日は米3月シカゴ購買部協会景気指数や米3月消費者信頼感指数の発表が予定されている他、複数の米要人発言の機会がある。
昨日のように、良好な経済指標が重なったり、6月利上げに対して積極的な要人発言はあれば、ドルが一段高となる可能性もある。
ただ、一目均衡表の基準線(執筆時点:120.168円)前後の重さを払拭出来ず、指標などの内容も市場の失望を誘うようなものになった場合、昨日の上昇分を大きく縮める形で軟化することも想定すべきだろう。
その場合、ボリンジャーバンド(MA=20日)の-1シグマ(同時点:119.607円)がまずはターゲットと見る。