日米の株価は行き過ぎ? このところ日米の株価が行き過ぎているのでは?とのコメントが目につきます。果たしてそうなのでしょうか?下記チャートをご覧ください。NYダウについては18日移動平均線±3%のバンド内で概ね推移、上昇トレンドは出ています。ただ、+3%の位置までは距離があり、それほどまでの過熱感はないと考えます。次に日経平均ですが、こちらは25日移動平均線±5%のバンドで推移しています。このところ+5%水準でのバンドウォークが続いていたため、本日は利食いに押されていると言えるでしょう。こちらに関しても常識的な値動きと言えるのではないでしょうか。
円安に進むための必要条件とは さて、為替はこのところの株価上昇局面でも総じてボラティリティの小さい値動きとなっています。今週については6日に米雇用統計が控えていることもありますが、今後、為替での上昇局面(円安)には株価の上昇+金利の上昇が同居する必要があるということなのだと考えています。