日銀の追加緩和前の株価を11.5%下回る。
*2月12日追記
日経平均株価は本日一時18000円台を回復するなど、強い動きでした。
決算発表は明日13日(金)で出そろい、来週からは2月決算企業の配当取りが展開されるでしょう。
同社は2月末に一株当たり「5円」の配当金を予定しており、24日(火)の権利確定日に向けて、底堅い展開が予想されます。
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■注目銘柄
┗ポケットカード(8519)
三井住友銀行系のクレジットカード会社。ファミマTカードの発行企業です。
上限金利引き下げによるキャッシング利息の減少で、15年3月期の営業利益は会社では0.4%減益を見込みますが、第3四半期時点では12.5%の営業増益を確保し、進捗状況は好調です。
ノンバンクのセクターは金利敏感株として知られますが、昨年10月31日の日銀の追加緩和以前の株価水準まで売り込まれた銘柄が多く、同社も緩和前の水準を11.5%下回っています。
ただ、政府が日銀審議委員に早大教授でリフレ派の論客として知られる原田泰氏を充てる人事案を衆参両院に提示し、にわかに追加緩和への期待感が高まっています。
先週は、消費者金融大手のアイフル(8515)が5日続伸しており、ノンバンクセクターの同社にも見直し買いが波及しそうです。
小野山 功