リコーリースが反発、第２四半期増収増益確保し押し目買い継続

　リコーリース＜8566.T＞が反発。この日午後１時３０分に発表した今２０１５年３月期の第２四半期（４～９月）の連結決算は、売上高１２８４億８７００万円（前年同期比６．３％増）、営業利益８２億２５００万円（同２．５％増）で着地した。事務用機器・情報関連機器や医療機器が、パソコン更新需要の反動減や消費増税の影響などで低調だったが、環境分野が伸長、増収増益を確保した。株価は先月２５日につけた年初来高値３１７０円から１７日につけた２７２２円まで約１４％下落、ＰＥＲは８倍台に低下していることから、押し目買いが継続している。
　なお、通期は前回予想の２５５０億円を売上高２６００億円（前期比５．７％増）に引き上げたが、営業利益は１６４億円（同２．１％増）の従来予想を継続するなど利益面は据え置いている。

リコーリースの株価は１４時１１分現在２８５１円（△６６円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）