為替・決算・売買代金
第1は、外国為替市場での円安・ドル高の進行。1ドル103円の水準まで円が下落しており、これまでのボックス圏から、円安方向に離脱しつつある。今後1ドル104円を超えると一気に円安が加速する可能性もある。
2つ目は、4~6月期決算の内容が、事前の予想よりも比較的好調で、中間期や通期の業績上方修正に至らない企業でも、期初の業績予想に対して高い進捗率を示しているケースが目立っている。
3つ目は、東証1部の売買代金が、きのう、きょうと2日続けて2兆円を上回ったことから、ようやく市場エネルギーを伴っての先高期待感が膨らんできた点だという。