ＦＵＪＩＫＯが後場プラスに浮上、１４年６月期業績見込みを上方修正で

　ＦＵＪＩＫＯＨ<2405.T>が後場プラスに転じてきた。前引け後に集計中の１４年６月期の連結業績について、売上高を従来予想の２３億１３００万円から２５億３４００万円（前の期比１３．８％増）へ、営業利益を同３億円から３億５５００万円（同２７．７％増）へ上方修正したことが好感されている。建設リサイクル事業が受入数量の増加とともに受入平均単価の向上などで計画を上回ったことなどが要因。なお、純利益は熱分解施設の除却損を特別損失として計上したことから、同１億４０００万円から１億３０００万円（同１４．０％増）へ下方修正されている。
　同時に、２月に設立４０周年を迎え、また、７月に上場１０周年を迎えたことを記念して、期末に記念配当を実施すると発表した。普通配当７円に記念配当２円を加えて期末一括配当は９円（従来計画７円、前期７円）となる。

ＦＵＪＩＫＯの株価は１２時４２分現在６３３円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）