あす(16日)の株式相場見通し
15日の東京株式市場は、前日の米国株式の上昇と外国為替市場での緩やかな円安・ドル高を好感して、金融、不動産などを中心に買いが優勢となり、日経平均株価終値は前日比98円高の1万5395円と続伸。また、日銀の金融政策決定会合の内容は「現状維持」と発表され、大方の市場関係者の予想通りとあって、株価への影響は限定的だった。
日程面では、7月の金融経済月報、14日時点の給油所の石油製品価格に注目。
海外では、EU非公式首脳会議、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、イエレンFRB議長が下院で議会証言、米6月の鉱工業生産・設備稼働率、中国4~6月期のGDP、中国6月の鉱工業生産・小売売上高が焦点となる。