米債務上限引き上げ、6週間の期限延長には警戒感

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

さらにお得なキャンペーン!

資産形成応援キャンペーン

期間内であればいつでもエントリーOK

最新投稿日時:2013/10/11 22:06 - 「米債務上限引き上げ、6週間の期限延長には警戒感」(冨田康夫)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

米債務上限引き上げ、6週間の期限延長には警戒感

著者:冨田康夫
投稿:2013/10/11 22:06

米財務問題の決着方法によって、株価の波乱展開

 米債務上限引き上げの期限とされる17日までに民主・共和両党の合意が成立し、極めて短期間での解決となれば、それを好感した日経平均株価の上昇と円安・ドル高の流れが相乗効果となって、9月の取引時間中の高値(27日の1万4817円)を目指す展開も予想される。

 一方、可能性は少ないものの最悪のシナリオで、合意に至らずデフォルト(債務不履行)リスクが高まれば、当然ながら大きな売り材料。さらに、現在のメインシナリオとされているのが、共和党の妥協案で「オバマ大統領が歳出削減の協議に応じることを条件に、6週間に限って債務上限を引き上げる」という内容だ。

 これに対して多くの市場関係者は「引き上げ期間の数週間延長といった中途半端な折衷案は、不透明感が先送りされるだけで解決策にはなっていない。年末を控えて、投資家がヘッジファンドへ解約を通告する期限である“45日ルール”と時期に関連してくることもあり、6週間延長は市場の混乱を招く懸念もある」と警戒感を強めている。

 いずれにしろ連休中の米財務問題の進捗状況で、その後の株価が大きく左右される展開となりそうだ。
冨田康夫
株経ONLINE:編集長
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ