米株式の上昇と円安傾向を受け続伸
26日の米株式市場の上昇に加え、外国為替市場で円相場が1ドル=99円前後とやや円安・ドル高含みで推移していることもあり、朝方は買いが先行することになりそうだ。10月1日に発表予定の消費増税と合わせて出される経済政策への期待感も買い安心感につなりそうだ。
多くの市場関係者は、早期の法人税減税実施を、今後のアベノミクス成否の重要な試金石と捉えていたことから、ポジティブサプライズとなったようだ。
また、外国人投資家は、消費増税と法人税減税がセットで打ち出されることをプラスと受け止めている。
26日の米国株式市場は、NYダウ平均株価が前日比55ドル高の1万5328ドルと6日ぶりに反発した。外国為替市場では1ドル=99円を挟んでのやや円安・ドル高傾向での推移となっている。
日程面では、8月の消費者物価指数、8月の製造業部門別投入・産出物価指数に注目。海外では、米8月の個人所得・個人支出、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数改定値、中国8月の工業利益が焦点となる。