押し目買い意欲旺盛で反発も円相場の波乱展開を注視
現地15日午後の米ボストンマラソンでの爆発事件は、テロの可能性が濃厚で、01年の9・11同時多発テロを連想させることから、NYダウ平均株価は前週末比265ドル安と今年最大の下落幅となった。
その影響もあり16日の東京株式市場は、大幅安で始まった。その後、押し目買いに下げ渋る場面があったものの戻し切れず、3日続落。日経平均株価終値は、前日比54円安の1万3221円となった。
あす(17日)の東京株式市場は、現地16日の米株式市場の動向に大きく左右されることになるが、ダウ平均株価の大幅続落が回避されれば、反発が期待できそうだ。