ダウ平均は反発 AI関連企業の過剰投資への懸念も PPIには反応薄=米国株概況
NY株式15日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
ダウ平均 52177.69(+556.21 +1.08%)
S&P500 7744.06(+25.12 +0.33%)
ナスダック 26713.03(+20.16 +0.08%)
CME日経平均先物 65855(大証終比:+1055 +1.60%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発したほか、ナスダックは一旦大幅に下落していたものの、終盤にプラスに転じた。AI関連企業の投資が過剰になっているのではとの懸念が再び広まる中、IT・ハイテク株への売りは続いていた。
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>のニュースも影響。AIインフラの構築に向けた借り入れが過大になっているとの懸念から社債の利回りが急上昇。利回りは一時15%まで上昇した。同社と関連する大手AI関連企業も多い。ただ、序盤の下げからプラスに転じた。株価がきのうまでの4日間で26%余り下落する中、アナリストは「今回の急落は買いの好機」との見方を示した。
また、懸念をさらに強めていたのがアンソロピックの売上高に関する報道。同社の7-9月期の売上高は168億ドルに増加したと伝わった。ただ一部からは、これまでの半導体関連株の大幅な上昇を正当化するには、同社の売上高の伸びは不十分なのではとの懸念が出ている。
一方、この発表の9月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回り、前日の米消費者物価指数(CPI)と同様にFRBの利上げ観測を裏付ける内容となった。しかし、米株式市場の反応は限定的となっている。前日のCPIを受けた展開を見て、素直には反応しなかった。
エコノミストは「インフレはガソリン価格上昇によって加速しており、上昇圧力がどこから生じているかは極めて明白。物価上昇圧力が和らぐには2つの戦争が終結する必要がある」と述べていた。また、「FRBは新型コロナウイルス禍のインフレを一時的なものと判断する過ちを犯したが、今度はエネルギー供給ショックについて、逆方向に同じ過ちを犯そうとしているようにも見える」とも指摘していた。
量子コンピューティングのクォンティニューム<QNT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引
宇宙開発のロケット・ラボ<RKLB>が大幅安。新型の大型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げを再び延期し、2027年に先送りすると発表したことが嫌気されている。
ウォルマート<WMT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の113ドルから136ドルに引き上げた。
農業化学のFMC<FMC>が急落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)のガイダンスを公表しており、売上高と1株利益の見通しを大幅に下方修正した。販売代理店など流通チャネルの顧客からの需要が予想以上に低迷したことが主因。
オプコ・ヘルス<OPK>が大幅高。臨床検査大手のラボコープが、同社傘下のバイオリファレンス・ヘルスの一部資産を買収することで合意した。
中古車販売のカーマックス<KMX>が上昇。アナリストが投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げ、目標株価も従来の50ドルから65ドルに引き上げた。
芝生・園芸用品を手掛けるスコッツ・ミラクルグロー<SMG>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の78ドルから70ドルに引き下げものの前日終値よりも41%高い水準。
金融サービスのチャールズ・シュワブ<SCHW>が決算を受け下落。個人投資家による資金流入の継続を背景に1株利益は予想を上回ったものの、経常収益は予想範囲内に留まった。純受取利息(NII)やトレーディング収入など全体的に予想を下回った。一方、銀行預金残高や純金利マージンといった収益基盤の指標も予想に届かず、強弱が入り交じる結果となった。
製紙業のインターナショナル・ペーパー<IP>が上昇。欧州の包装事業について、分離・独立上場計画を進める一方、売却の可能性も検討していると発表した。
コアウィーブ<CRWV> 69.69(+3.91 +5.94%)
クォンティニューム<QNT> 36.68(+3.65 +11.05%)
ロケット・ラボ<RKLB> 55.25(-3.93 -6.64%)
ウォルマート<WMT> 117.87(+1.71 +1.47%)
FMC<FMC> 5.62(-2.47 -30.53%)
オプコ・ヘルス<OPK> 1.61(+0.24 +17.52%)
カーマックス<KMX> 52.62(+2.80 +5.62%)
スコッツ・ミラクルグロー<SMG> 54.25(+4.53 +9.11%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 94.16(-2.64 -2.73%)
インターナショナル・ペーパー<IP> 34.10(+2.20 +6.90%)
アップル<AAPL> 342.00(-0.96 -0.28%)
マイクロソフト<MSFT> 539.44(+5.75 +1.08%)
アマゾン<AMZN> 254.76(+0.68 +0.27%)
アルファベットC<GOOG> 344.91(+1.26 +0.37%)
アルファベットA<GOOGL> 349.22(+1.58 +0.45%)
テスラ<TSLA> 362.44(-4.72 -1.29%)
スペ-スX<SPCX> 148.62(-3.54 -2.33%)
メタ<META> 736.72(-0.82 -0.11%)
エヌビディア<NVDA> 217.23(-4.07 -1.84%)
AMD<AMD> 562.23(-8.59 -1.50%)
イーライリリー<LLY> 1251.61(+42.87 +3.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 52177.69(+556.21 +1.08%)
S&P500 7744.06(+25.12 +0.33%)
ナスダック 26713.03(+20.16 +0.08%)
CME日経平均先物 65855(大証終比:+1055 +1.60%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発したほか、ナスダックは一旦大幅に下落していたものの、終盤にプラスに転じた。AI関連企業の投資が過剰になっているのではとの懸念が再び広まる中、IT・ハイテク株への売りは続いていた。
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>のニュースも影響。AIインフラの構築に向けた借り入れが過大になっているとの懸念から社債の利回りが急上昇。利回りは一時15%まで上昇した。同社と関連する大手AI関連企業も多い。ただ、序盤の下げからプラスに転じた。株価がきのうまでの4日間で26%余り下落する中、アナリストは「今回の急落は買いの好機」との見方を示した。
また、懸念をさらに強めていたのがアンソロピックの売上高に関する報道。同社の7-9月期の売上高は168億ドルに増加したと伝わった。ただ一部からは、これまでの半導体関連株の大幅な上昇を正当化するには、同社の売上高の伸びは不十分なのではとの懸念が出ている。
一方、この発表の9月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回り、前日の米消費者物価指数(CPI)と同様にFRBの利上げ観測を裏付ける内容となった。しかし、米株式市場の反応は限定的となっている。前日のCPIを受けた展開を見て、素直には反応しなかった。
エコノミストは「インフレはガソリン価格上昇によって加速しており、上昇圧力がどこから生じているかは極めて明白。物価上昇圧力が和らぐには2つの戦争が終結する必要がある」と述べていた。また、「FRBは新型コロナウイルス禍のインフレを一時的なものと判断する過ちを犯したが、今度はエネルギー供給ショックについて、逆方向に同じ過ちを犯そうとしているようにも見える」とも指摘していた。
量子コンピューティングのクォンティニューム<QNT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引
宇宙開発のロケット・ラボ<RKLB>が大幅安。新型の大型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げを再び延期し、2027年に先送りすると発表したことが嫌気されている。
ウォルマート<WMT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の113ドルから136ドルに引き上げた。
農業化学のFMC<FMC>が急落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)のガイダンスを公表しており、売上高と1株利益の見通しを大幅に下方修正した。販売代理店など流通チャネルの顧客からの需要が予想以上に低迷したことが主因。
オプコ・ヘルス<OPK>が大幅高。臨床検査大手のラボコープが、同社傘下のバイオリファレンス・ヘルスの一部資産を買収することで合意した。
中古車販売のカーマックス<KMX>が上昇。アナリストが投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げ、目標株価も従来の50ドルから65ドルに引き上げた。
芝生・園芸用品を手掛けるスコッツ・ミラクルグロー<SMG>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の78ドルから70ドルに引き下げものの前日終値よりも41%高い水準。
金融サービスのチャールズ・シュワブ<SCHW>が決算を受け下落。個人投資家による資金流入の継続を背景に1株利益は予想を上回ったものの、経常収益は予想範囲内に留まった。純受取利息(NII)やトレーディング収入など全体的に予想を下回った。一方、銀行預金残高や純金利マージンといった収益基盤の指標も予想に届かず、強弱が入り交じる結果となった。
製紙業のインターナショナル・ペーパー<IP>が上昇。欧州の包装事業について、分離・独立上場計画を進める一方、売却の可能性も検討していると発表した。
コアウィーブ<CRWV> 69.69(+3.91 +5.94%)
クォンティニューム<QNT> 36.68(+3.65 +11.05%)
ロケット・ラボ<RKLB> 55.25(-3.93 -6.64%)
ウォルマート<WMT> 117.87(+1.71 +1.47%)
FMC<FMC> 5.62(-2.47 -30.53%)
オプコ・ヘルス<OPK> 1.61(+0.24 +17.52%)
カーマックス<KMX> 52.62(+2.80 +5.62%)
スコッツ・ミラクルグロー<SMG> 54.25(+4.53 +9.11%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 94.16(-2.64 -2.73%)
インターナショナル・ペーパー<IP> 34.10(+2.20 +6.90%)
アップル<AAPL> 342.00(-0.96 -0.28%)
マイクロソフト<MSFT> 539.44(+5.75 +1.08%)
アマゾン<AMZN> 254.76(+0.68 +0.27%)
アルファベットC<GOOG> 344.91(+1.26 +0.37%)
アルファベットA<GOOGL> 349.22(+1.58 +0.45%)
テスラ<TSLA> 362.44(-4.72 -1.29%)
スペ-スX<SPCX> 148.62(-3.54 -2.33%)
メタ<META> 736.72(-0.82 -0.11%)
エヌビディア<NVDA> 217.23(-4.07 -1.84%)
AMD<AMD> 562.23(-8.59 -1.50%)
イーライリリー<LLY> 1251.61(+42.87 +3.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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