【IRアナリストレポート】レシップホールディングス(7213)

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最新投稿日時:2026/09/07 11:17 - 「【IRアナリストレポート】レシップホールディングス(7213)」(みんかぶ株式コラム)

【IRアナリストレポート】レシップホールディングス(7213)

著者:鈴木 行生
投稿:2026/09/07 11:17

~バスのTMS(運行管理)で先進、交通系システムのDX企業を目指す~

ポイント
・今2027年3月期は、1Qに米国でのAFC(運賃収受システム)の大型納入が完了した。よって計画通り大幅増益が達成できよう。海外部門の収益貢献が高まり、全社の利益水準を高めている。中期3カ年計画の3年目であるが、目標は十分達成できよう。

・10年ビジョンに基づき、2030年度で売上高300億円、営業利益率10%を目指す。AFC(自動運賃収受システム)+TMS(運行管理システム)+EMS(エネルギーマネジメントシステム)を事業のコアに、機器の製造販売会社から、交通系システムのDX企業への変身を目指し、レシップモデルのサービス開発を次々と実践している。

・その柱となる公共交通事業者向けの新しいプラットフォーム「MoveLe(ムーブル)」作りが本格化している。1)乗客の利便性向上、2)運行管理の効率化、3)収益向上の支援に向けて、新たなソリューションが事業化されよう。2030年度でサブスク型の売上も含めて35億円を目指す。

・米国での地下鉄向け灯具や路線バス向けAFC(運賃収受システム)の納入が本格化している。米国でのAFCのシェアは現在4%弱であるが、2030年にはシェア10%の6500台を目指す。その基盤作りはできており、受注実績を積み上げていこう。

・前期は、来期以降進展してくる新しい運賃収受システムへの先行投資として、戦略的受注を実行し、受注損失引当金を13億円計上した。目先は負担となったが、4~5年で見ると付随的ビジネスを通して十分回収できるので、今後の貢献が期待できよう。

・収益力が向上したので、キャッシュアロケーションを見直し、成長投資を加速する方針である。同時に、配当方針をDOE3%に引き上げ、今期は26円を予定している。

・公共交通関連のプラットフォーム化と海外での収益向上が期待される。株価は割安である。ROE12~15%、PER10~12倍として、PBRで1.5倍は期待できよう。当面の目標株価として、1000円を目指すことができよう。

目次
1.特色 情報処理(非接触ICカード利用)、電力変換(電源)、光(LED)が得意
2.強み バスの運賃収受システムで国内シェア6割を有するトップメーカー
3.中期経営計画 10年ビジョンと中期計画でMaaSと海外市場開拓を推進
4.当面の業績 今期は海外部門の収益貢献が拡大
5.企業評価 新規受注案件の仕上がりに注目

レシップホールディングス <7213>
企業レーティング B
株価
(2026年9月4日)
678円
時価総額 107億円
(15.89百万株)
PBR 0.93倍
ROE 11.5%
PER 8.07倍
配当利回り 3.8%
総資産 19139百万円
純資産 11079百万円
自己資本比率 57.9%
BPS 726.8円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2017.3 16985 483 354 50 4.6 7.5
2018.3 15749 -235 -248 -454 -40.9 7.5
2019.3 21538 1021 1030 438 38.8 8.5
2020.3 26051 1854 1830 891 74.4 8.5
2021.3 15553 -40 35 -124 -9.8 5.0
2022.3 14075 149 325 53 4.2 5.0
2023.3 14253 -310 -207 -249 -19.2 5.0
2024.3 22684 3164 3557 2416 178.0 8.5
2025.3 25931 3531 3483 2255 152.2 20.0
2026.3 23898 1268 1508 1177 76.3 24.0
2027.3(予) 26500 1900 1900 1300 84.0 26.0
2028.3(予) 25000 2000 2000 1350 87.3 26.0

(2026.6ベース )

(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/reshiltupuHD202609.pdf

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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