後半にドルが急速に買われ、ドル円も159円台後半に上昇=NY為替概況

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最新投稿日時:2026/04/24 05:50 - 「後半にドルが急速に買われ、ドル円も159円台後半に上昇=NY為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

後半にドルが急速に買われ、ドル円も159円台後半に上昇=NY為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/04/24 05:50
後半にドルが急速に買われ、ドル円も159円台後半に上昇=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、後半にドルが急速に買われ、ドル円も159円台後半に上昇した。原油相場が上げ幅を拡大したことがきっかけで、米国債利回りも上昇し、ドル円も追随した。ただ、具体的な材料は見当たらない。

 イラン情勢を巡る不透明感が引き続き重しとなっていた模様。イスラエルのニュースが、イラン議会議長が交渉チームを離脱したと報じ、革命防衛隊の影響力が強まるとの懸念が高まったこと報じていることに反応した可能性があるとの指摘も出ていた。ただ、真偽は不明。

 市場は、着地点が見い出せず不安感は払しょくできていない。ただ、基本的にイラン情勢についてはひとまず脇に置いている様子もうかがえ、関心を従来のファンダメンタルズに戻そうとしている雰囲気もある。

 目先の手掛かり材料として来週の各国中銀の金融政策会合を注視している。中東情勢や原油高に着地点が見えず、インフレや成長への影響が可視化しずらい中、各国とも据え置きが確実視されている。そのような中で市場は、どのようなメッセージを発してくるかに注目している。

 前日に観測報道も流れていたが、日銀は、今回は政策を据え置いた上で、過度な円安のリスクを最小限に抑えるため、植田総裁は6月利上げ期待の維持を試みる可能性が高いとの見方も出ている。その場合、短期的な円高の反応も想定されることから、160円には慎重にならざるを得ないのかもしれない。

 ユーロドルは1.1670ドル近辺まで一時下落。一方、ユーロ円はドル円とユーロドルの動きに挟まれ、186円台半ばでの推移が続いている。

 きょうはユーロ圏各国の4月PMI速報値が公表され、ドイツ、フランスともサービス業の景況感が大きく低下していた。ドイツのサービス業PMIは分岐点の50を割り込んでいる。中東紛争を受けてエネルギー価格が上昇し、先行きの景況感が悪化した模様。

 ポンドドルは1.34ドル台半ばに一時下落。4月以降のリバウンド相場に一服感が出ており、利益確定売りも出ている。ただ、再び下げ相場に戻る気配までは見せていない。一方、ポンド円は一時214円台に下落する場面が見られた。

 エコノミストは、今週発表の12-2月の英失業率は低下していたが、今後数カ月で急上昇する可能性が高いと指摘している。12-2月のILO失業率は平均4.9%に低下し、労働市場の底堅さが示された形だったが、これは主に労働力人口から離脱する人々によって引き起こされた面が大きいという。ただ、3月の暫定データを見ると脆弱さも見られ、労働市場に対する英中銀の見方が変わることはないとしている。

 エネルギー価格上昇が個人消費を圧迫し、企業コストを押し上げる中で、失業率は恐らく5.5%前後まで上昇する可能性があるという。夏にかけてエネルギー価格がさらに上昇すれば、6%に近づく可能性もあるとも指摘している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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