「トランプ発言」「原油相場」が引き続き相場動意に
【注目ポイント】「0.96600Sクローナ」で下値サポートされるか否か
【シナリオ①】同レートでの下値サポートなら、「0.98420Sクローナ」付近までの上昇も
【シナリオ②】同レート割れなら、「0.95000Sクローナ」付近までの下落を想定すべき
【当面の“主戦場”(コアレンジ)】「0.95000~0.98420Sクローナ」
先月19日に直近高値となる「0.98426Sクローナ」まで上昇した後、同23日にトランプ米大統領がイランのエネルギー関連施設に対する空爆を延期する方針を示したことで、「原油相場の反落」→「(原油相場との関連性が高い)ノルウェークローネの下落」フローに。その動きに伴い、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ(NOK/SEK、以下ノックセック)が大幅下落した後、トランプ米大統領の不規則発言による原油相場の乱高下の動きもあり、ノックセックは往って来い主体の“忙しい”相場付きとなっています。
上図の各メルクマールをそれぞれ見ていくと、1) 21日MA(移動平均線)が右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足の上方にあること、3) ローソク足の下方に青色雲(=サポート帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして4) DMI(方向性指数)でADX・+DI・-DIが収斂する状態(上図青色点線丸印)となっていることから、現在のノックセック・日足チャートは「上昇トレンド一服」→「下値固め模索」の時間帯/局面を示すチャート形状と判断します。
そんな中、足もとで注目すべきポイントは・・・約1カ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MAおよび青色雲の上辺である先行1スパンをメドとする「0.96600Sクローナ」(上図黄色矢印および黒色線)で下値サポートされるか否か。
筆者が想定する今後のシナリオは以下の通りです。(シナリオ①、②)
[シナリオ①]
この先、「0.96600Sクローナ」で下値サポートされた場合は、「下値固め完了」→「反発/上昇フロー」となりそうです。当該ケースでは、「上昇バンドウォークの再開」や「遅行スパンの上放れ」、また「+DI>-DIへの変化」なども伴いながら、BB(ボリンジャーバンド)・+2σラインをメドとする「0.98420Sクローナ」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇となりそうです。
[シナリオ②]
一方で、「0.96600Sクローナ」を終値ベースで割り込んだ場合は、「基準線割れ」→「もう一段の下押し」となる可能性も。当該ケースでは、「遅行スパンのローソク足への近接」や「SARの売りサインへの転換」、また「-DI>+DIへの変化ないしは収斂継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.95000Sクローナ」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。ただし、現状では青色雲が分厚い形状(=強い下値支持帯)であるため、下値余地は限定的となりそうです。
上記シナリオ①および②を概括すると、現下のノックセックは下値固めを模索する相場付きとなる中、当面※は「0.95000~0.98420Sクローナ」を“主戦場”(コアレンジ)とする動きになりそうです。 (※ここでの「当面」は、1~2週間のスパンを想定しています。)
足もとでは、引き続きイランを取り巻く地政学やトランプ米大統領のSNSでの投稿も含めた発言内容、またそれらに伴う原油価格の動向がノックセックの相場動意となりそうです。
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