中東(イラン)情勢を巡る地政学リスクに要警戒!
【注目ポイント】「155.000円」を上抜けブレークするか否か
【シナリオ①】同レートでの下値サポートなら、「157.500円」付近までの上昇も
【シナリオ②】同レート割れなら、「151.670円」付近までの下落となりそう
【当面の“主戦場”(コアレンジ)】「151.670~157.500円」
ここもと、往って来いの相場付きとなっている米ドル/円。足もとでは、約1カ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MA(移動平均線)付近での推移となっていることから、さしずめ“居心地の良い値位置にある状態” と言えるでしょう。
上図の各メルクマールをそれぞれ見ていくと、1) 上述した21日MAが右肩下がりであること、2) 遅行スパンがローソク足のやや下方で推移していること、3) ローソク足の上方に赤色雲(=抵抗帯、先行スパン)および パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして4) DMI(方向性指数)でADX・+DI・-DIが収斂する状態(上図青色点線丸印)となっていることから、現在の米ドル/円・日足チャートは上下圧力が拮抗するレンジ相場を示すチャート形状と判断します。
その他では、ⅰ) BB(ボリンジャーバンド)・±2σラインが収縮する“スクイーズ”となっていること、さらにはⅱ) ADXが低位置での推移となっていることを合わせると、足もとの米ドル/円は相場の力を溜め込みつつ、方向感を模索する時間帯/局面と言えるでしょう。
そんな中、足もとにおける注目ポイントは・・・赤色雲の下辺である先行1スパンをメドとし、心理的な節目でもある「155.000円」(上図黄色矢印および黒色線)を上抜けブレークするか否か。
筆者が想定する今後のシナリオは以下の通りです。(シナリオ①、②)
[シナリオ①]
この先、「155.000円」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「心理的な節目超え」→「もう一段の上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「SARの買いサインへの転換」や「+DI>-DIへの変化」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「157.500円」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇となりそうです。
[シナリオ②]
一方で、「155.000円」超え未達(=上値抑制)となった場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「SARの売りサイン継続」や「(先月27日に付けた直近安値である)151.994円割れ」、また「-DI>+DIへの変化」なども伴いながらBB・-2σラインをメドとする「151.670円」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落となりそうです。
上記シナリオ①および②を概括すると、現下の米ドル/円は方向感模索のレンジワークが継続するとの想定の下、当面※は「151.670~157.500円」を“主戦場”(コアレンジ)とする動きになりそうです。 (※ここでの「当面」は、1~2週間のスパンを想定しています。)
足もとでは、引き続き中東(イラン)情勢を巡る地政学リスクの高まりには十分留意すべきでしょう。合わせて、日本時間本日午後10時30分に公表される米12月PCE(個人消費支出)デフレーターおよび米10-12月期のGDP速報値の結果などが米ドル/円の相場動意となり得るため、要注目でしょう。
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