ユナイテッド、地方経済成長を目指す株式会社SHONAIにリード投資家として5億円出資 株式会社ベストコは教室数・生徒数増で堅調に成長

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最新投稿日時:2026/02/09 15:00 - 「ユナイテッド、地方経済成長を目指す株式会社SHONAIにリード投資家として5億円出資 株式会社ベストコは教室数・生徒数増で堅調に成長」(ログミーファイナンス)

ユナイテッド、地方経済成長を目指す株式会社SHONAIにリード投資家として5億円出資 株式会社ベストコは教室数・生徒数増で堅調に成長

投稿:2026/02/09 15:00

2026年3月期 第3四半期(累計)連結業績ハイライト

早川与規氏:代表取締役社長の早川です。ユナイテッド株式会社、2026年3月期第3四半期決算についてご説明します。はじめに第3四半期の決算概要、次に事業概況についてお話しします。

連結業績ハイライトです。第3四半期の連結業績は、売上高が65億5,700万円、営業損失が9億4,200万円でした。営業損益以下の項目は業績予想に対し計画どおりに推移しました。一方で、ブリューアス・フォッグが計画から乖離したことが要因となり、売上高進捗率は66パーセントにとどまっています。

第4四半期では、売上高の業績予想水準への到達を目指していきます。

2026年3月期 第3四半期(累計)事業セグメント別 ハイライト

スライドは事業セグメント別の業績ハイライトです。詳細については、後ほど事業別にご説明します。

事業セグメントおよび構成企業/事業

事業別の概況をご説明します。スライドは事業セグメントおよび構成企業・事業の一覧です。当社はコア事業である投資事業、教育事業、人材マッチング事業と、収益期待事業であるアドテク・コンテンツ事業で構成されています。

投資事業|業績予想進捗

投資事業です。第3四半期の業績は、売上高が3億2,200万円、営業損失が1億2,500万円となりました。保有する有価証券の売却やLP出資益の計上により、第3四半期時点で通期業績予想を上回る進捗となっています。

投資事業|売上高・営業利益推移

スライドは業績推移です。今期は大型の有価証券売却が発生しないため、第3四半期の業績は前年同期比で減収減益となりました。投資事業はその特性上、保有有価証券の売却時期や売却規模により業績変動が大きくなります。

投資事業|保有状況

営業投資有価証券の保有状況です。2025年12月末時点で未上場株式を143社保有しており、時価評価額は84億円となっています。

投資事業|新規投資先

スライドは新規投資先の一覧です。第3四半期では6社へ新規投資しました。いずれの投資先も、今後の成長が期待できる領域で事業を展開しています。

Penguin Securitiesは、シンガポールを拠点に暗号資産デリバティブ等のサービスを提供しており、暗号資産取引の日本市場本格化も見据えた事業展開に期待しています。

Nehanは、生成AIを活用し、公共入札に関するプラットフォームを提供しています。公共入札は27兆円規模にのぼり、構造的な非効率の解消を通じた事業成長に期待しています。

Livetoonは、独自の音声および会話AI技術を活用し、医療やIP領域など、高い技術や専門性が求められる分野での事業成長が期待されています。

UMAMI UNITEDは、植物性代替卵を主軸とするフードテック事業を展開しています。鶏卵の供給不足や価格高騰に対応する需要拡大が見込まれています。

投資事業|新規善進投資

善進投資の新規投資についてご説明します。地方の課題を解決し、地方発の経済成長を目指す株式会社SHONAIに対し、2026年1月にリード投資家として5億円の投資を実行しました。

SHONAIは、グループ全体で2031年3月期の上場を目指しています。また、SHONAIグループは農業、観光、企業変革の3領域を主な事業とし、各領域でグループ企業が事業を展開するコングロマリット企業です。

投資事業|SHONAIグループの主な事業

スライドはSHONAIグループの主な事業内容です。

まず、農業領域です。節水型栽培と呼ばれる、水を張らない稲の栽培方法の推進と支援を行っています。農業従事者の減少により、農地の大規模化と栽培効率化は避けられない課題となっています。節水型栽培はそれを実現する手段として注目される栽培方法です。ドイツの大手化学メーカーBASF社との連携も進んでおり、事業の拡大が進展しています。

また、国策として進められている有機米栽培の推進、支援も行っています。当社は、農業領域を展開するNEWGREEN社に対し、2023年11月に善進投資としてすでに出資しており、事業成長が期待される領域です。

観光領域では、「田んぼに浮かぶホテル」として年間6万人の集客を実現している「スイデンテラス」の運営や、地方の再生物件や資材を活用したリゾートホテルの運営を手がけています。

企業変革領域では、地方企業における人材マッチングや経営支援を行っています。日本全国の地方企業が売上高100億円を目指すためのコミュニティ「100億シンクタンク」の運営や、地方企業とプロフェッショナル人材のマッチング事業を展開しています。

投資事業|(株)SHONAIへの出資背景①

SHONAIへの出資背景をご説明します。当社の投資事業では「テック投資で培ったソーシング力・目利き力をもとに、事業会社としての経験も踏まえた支援力を活かし、大きなポテンシャルを持った善進投資を拡大する」という戦略を掲げています。

善進投資とは、社会課題の解決と事業性の両立を目指すスタートアップへの投資を行うユナイテッド独自の取り組みです。リード投資家として出資するだけでなく、事業会社としてのユナイテッドのアセットをフル活用した伴走支援を実施しています。

この善進投資ではいくつかの注力領域を定めており、SHONAIが解決に取り組む社会課題は、そのうちの「地域産業のリデザイン」および「豊かな食環境の継続的発展」と合致しています。

投資事業|(株)SHONAIへの出資背景②

出資背景の2つ目として、SHONAIグループが各領域で今後拡大が見込まれる事業を展開しており、事業推進のための組織体制も構築できている点が挙げられます。

農業領域は、農業従事者の減少に伴い農地の集約および効率化が避けられない状況です。それに適した節水型栽培は今後、普及と拡大が期待されています。

観光領域では、インバウンド需要が回復、拡大しており、地域の観光資源を活用することで、さらなる拡大が期待されています。

次に企業変革領域です。地方には成長を志向する中小企業が多数存在していますが、人材や経営ノウハウに課題を抱えています。こうした企業に対する企業変革支援の市場は、今後拡大が見込まれます。

また、組織面において、SHONAIグループは山中代表がSHONAIおよびグループ各社の代表も兼務し、リーダーシップを発揮していると同時に、グループ各社に高度な専門性と経験を持つ共同代表取締役が就任しており、事業を牽引しています。さらに、経験豊富な外部プロフェッショナルもアドバイザーとして参画するなど、各事業を推進するための組織体制が構築できています。

投資事業|SHONAIグループとの連携による新たな取り組み

今回の出資を機に始める、SHONAIグループとユナイテッドの連携による新たな取り組みをご説明します。今後、ユナイテッドはSHONAIグループと連携し、地方の成長企業に対して、新たな投資・支援スキームを構築していきます。

SHONAIは、強力なネットワークを活かした「地方の成長企業」へのソーシング、および事業アセットを活かした事業支援を実施します。そして、ユナイテッドはこれまでの投資で培った目利き力を活かした投資実行、および事業会社としての知見を活かした経営支援を実施します。

本取り組みにより、地方企業にはエクイティによる調達や地方銀行などの金融機関からの借入れ拡大など、資金調達の選択肢が多様化するメリットがあります。それに加えて、事業成長のための支援を受けることができ、IPO、M&A、MBOなど複数のイグジットの選択肢が持てることもメリットです。

本取り組みを通じて、当社では5年間で総額10億円規模の投資を計画しており、投資成果の極大化につなげていきます。

投資事業|2026年3月期 投資実行進捗

投資事業における投資実行の進捗です。第3四半期累計で20社、6.5億円の投資を実行しました。SHONAIへの投資実行などにより、計画水準での着地を見込んでいます。

教育事業|業績予想進捗

教育事業についてご説明します。教育事業の第3四半期業績は、売上高27億1,200万円、営業損失1億3,700万円となりました。

ベストコは売上高、営業利益ともに計画水準で推移し、通期では業績予想どおりの着地見込みです。ブリューアスはIT教育事業が計画から乖離し、売上高、営業利益ともに計画を下回って推移しました。

教育事業|売上高・営業利益推移

教育事業の業績推移です。ベストコは、新規教室の出店や1教室あたりの生徒数拡大に取り組み、教室数、生徒数ともに増加しました。創業以来、連続で増収を実現しており、連結を開始した前期第4四半期以降も継続して成長し、今期も増収見込みです。

ブリューアスは、今後の成長に向け、アプリ開発事業に経営資源を集中するため、IT教育事業の事業譲渡を実施しました。アプリ開発事業は回復基調で、売上高は前年同期比72パーセントの増収となっています。

教育事業|(株)ベストコ 競争優位性

ベストコの競争優位性についてご説明します。ベストコでは全教室を直営とすることで、3つの競争優位性を確立し、質の高いサービスを低価格で提供できています。

今後はAIなどのテクノロジーを活用し、業務の自動化・生産性向上を行っていきます。それにより、講師が指導に専念できる環境を整備することで、さらなる品質向上を目指します。

教育事業|(株)ベストコ KPI① 教室数の拡大

ベストコのKPI進捗です。まず、教室数です。出店方針に基づいて、今期は第1四半期に6教室、第4四半期に9教室、年間で計15教室を出店します。今期末の教室数は130教室となる見込みです。

教育事業|(株)ベストコ KPI② 1教室あたりの生徒数の拡大

次に1教室あたりの生徒数の拡大です。教室数の増加および各地域・教室におけるオペレーション改善により、既存教室の生徒数も増加しています。3つの拡大方針に基づいて、引き続き1教室あたりの生徒数の拡大に取り組んでいきます。

教育事業|(株)ブリューアス 今後の方針

ブリューアスの今後の方針についてです。これまでの実績に基づいた「高品質」なサービスを、AI駆動開発により「低コスト・短納期」で提供することで成長を図ります。

AI駆動開発では、競合の多くが実装フェーズでのみAI活用を推進しているのに対し、ブリューアスではすべての工程でAI活用を推進することで、現時点ですでに最大30パーセントの工数削減を実現できています。

人材マッチング事業|業績予想進捗

人材マッチング事業についてご説明します。人材マッチング事業の第3四半期業績は、売上高5億8,400万円、営業損失4,100万円となりました。

リベイスは、売上高は計画水準で推移しました。営業利益は前期に黒字化し、継続的に利益を創出しており、同じく計画水準で推移しています。

ユナイテッド・リクルートメントは、売上高は計画水準で推移し、営業損益は計画に対して縮小して推移しています。

人材マッチング事業|売上高・営業利益推移

人材マッチング事業の業績推移です。リベイスは、売上高は前年同期比26パーセントの増収、営業利益は前年同期比67パーセントの増益となりました。

ユナイテッド・リクルートメントは、売上高は前年同期比8パーセントの増収、営業損失は縮小するかたちで推移しました。

アドテク・コンテンツ事業|業績予想進捗

アドテク・コンテンツ事業です。アドテク・コンテンツ事業の第3四半期業績は、売上高29億5,000万円、営業利益9,100万円となりました。

ユナイテッドマーケティングテクノロジーズは、売上高は計画水準で推移し、営業利益は第3四半期時点で通期計画を上回りました。

インターナショナルスポーツマーケティングは、売上高、営業利益ともに計画水準で推移しています。

フォッグは、主にオンラインくじ事業が計画から乖離し、売上高、営業利益ともに計画を下回って推移しました。

アドテク・コンテンツ事業|売上高・営業利益推移

アドテク・コンテンツ事業の業績推移です。アドテク事業は、広告プロダクトの改善により広告効果が向上したことに加え、Hakuhodo DY ONEとの連携が進捗し、前年同期比で増収増益となりました。

コンテンツ事業は、フォッグのオンラインくじにおける一部大型案件失注の影響が続き、前年同期比で減収減益となっています。

配信元: ログミーファイナンス

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