【IRアナリストレポート】アステナホールディングス(8095)

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最新投稿日時:2026/02/06 16:22 - 「【IRアナリストレポート】アステナホールディングス(8095)」(みんかぶ株式コラム)

【IRアナリストレポート】アステナホールディングス(8095)

著者:鈴木 行生
投稿:2026/02/06 16:22

~医薬・ヘルスケア、ファインケミカルの事業変革が進展~

ポイント
・今2026年11月期もピーク利益を更新しよう。ファインケミカルは、受託製造や自社品製造が好調で、収益性は改善しており、今後とも好転が期待できよう。HBC・食品は池田産業のM&Aで業容が拡大し、輸入化粧品の販売も好調である。医薬はジェネリックの業界再編の中で、独自のポジションを確保しよう。化学品は半導体関連への投資を続けており、その効果が出ている。

・3ヵ年の中期計画は毎年ローリングしていく。今回は3年後の2028年11月期で、営業利益40億円、ROE9.0%を目指す。営業利益の年平均成長率は8.5%で、十分達成可能であろう。スペラファーマをコアに、医薬品の開発製造受託(CDMO)では、塗り薬に加えて注射剤分野へ展開する。ようやく動きを見せ、数年後には業績に貢献してこよう。

・中長期ビジョンAstena2030“DiversifyforTomorrow.”では、①医薬品・ヘルスケアでのプラットフォーム戦略、②塗り薬や表面処理薬品でのニッチトップ戦略、③ファンドを活用したソーシャルインパクト戦略を推進する。これまでのM&Aを軸とした投資額は全体で約150億円、市場開拓による営業利益の拡大余地は大きい。

・プラットフォーム戦略では、産業のサステナビリティを目指し、蓄積される情報や経験などの共有知が新たなる付加価値を生む。ニッチトップが戦略では、技術のサステナビリティを目指し、イノベーションを連鎖しながら成長を重ねていく。ソーシャルインパクト戦略では、社会のサステナビリティの実現に向け、奥能登エリアをベースに社会的課題をビジネスで解決する事業を推進していく。

・PBRを1.0倍に上げるには、ROEを8~10%、PERを10~15倍に持っていく必要がある。ROEは好転しているので、将来に向けて成長イメージをいかに打ち出していくか。5つの事業の各々に成長の芽はあるので、見える化していくことが求められる。

・ビジネスモデルの変革に新規需要が乗ってくれば、業績向上のピッチは早まろう。収益力は向上しているので、業績が今回の3ヵ年計画を上回ってくる公算は高い。PBR1.0倍が実現できる市場開拓の進展と業績の向上に注目したい。

目次
1.特色 医薬品、医薬品原料、化学品で製造機能が向上
2.強み スペラファーマのCDMO(開発製造受託)を強化
3.中期経営計画 10年ビジョンのもと収益力は向上へ
4.当面の業績 先行投資の谷間を超えてピーク利益を更新
5.企業評価 ビジネスモデルの変革が進展

アステナホールディングス <8095>
企業レーティング B
株価
(2026年2月5日)
481円
時価総額 198億円
(41.9百万株)
PBR 0.72倍
ROE 8.7%
PER 8.3倍
配当利回り 3.7%
総資本 75441百万円
純資産 27397百万円
自己資本比率 35.9%
BPS 671.4円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2017.11 57387 1571 1778 1241 37.9 7.5
2018.11 60083 1849 2000 1414 43.8 10.5
2019.11 61647 2121 2318 1533 47.0 13.0
2020.11 65341 2035 1968 1983 60.3 16.0
2021.11 72322 2233 2420 1736 46.9 18.0
2022.11 49636 819 887 579 14.6 18.0
2023.11 51984 1127 1363 1162 29.5 18.0
2024.11 57993 2815 2804 -2525 -63.2 18.0
2025.11 62744 3017 2910 2187 54.2 18.0
2026.11(予) 68000 3400 3300 2350 58.2 18.0
2027.11(予) 72000 3700 3600 2520 62.4 20.0

(2025.11ベース)

(注)(予)はアナリスト予想。 ROE、PER、配当利回りは 2026.11期予想ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/asutenaHD202602.pdf

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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