ドル円、155円台まで急落 NY連銀のレートチェックの観測も=NY為替概況
ドル円、155円台まで急落 NY連銀のレートチェックの観測も=NY為替概況
きょうのNY為替市場、ドル円が急落し155円台まで下げを加速させた。1日としては約6カ月ぶりの大幅下落を記録。日本の当局が円安進行を食い止めるため、市場介入に踏み切る準備を進めているとの見方が広がっている。
そのような中、NY連銀が主要銀行に対し、参考となる為替レートの提示を求めるレートチェックを実施した可能性が伝わっていた。NY連銀が介入を支援する準備を進めているのではないかとの憶測が広がった状況。本日2度目の急落は、ロンドン市場が終了し、取引の主戦場が米国へ完全に移ったタイミングで起きていた。
本日の日銀決定会合を経ても160円を試す展開にはならなかったこともあり、短期のロング勢が一旦見切り売りを出していた可能性はありそうだ。
ユーロドルは買い戻しを強めた。12月に上値を拒んでいた1.18ドルの水準を回復。12月からの調整局面を終えて、上昇トレンド復帰の兆候も示す展開が見られており、来週以降の展開が注目されそうだ。1.18ドル台を維持できれば、次は昨年9月の高値1.1920ドル付近が意識される。一方、ユーロ円は円買い戻しが加速し、一時183円台に下落。
本日は1月のユーロ圏PMI速報値が発表になっていたが、総合PMIは51.5で前月から横ばいだった。景気判断の分岐点である50を2カ月で上回っており、緩やかな成長が確認された。ただ、エコノミストは、回復は引き続きかなり弱々しく、今後数カ月も同様の状況が続くことを示唆していると述べた。
一方、サービス業の売上価格が急騰し、投入コストも加速している点も指摘。本日のPMIはECBにとって決して安心できるものではなく、タカ派な委員の中には、次の行動は利下げではなく利上げであるべきだとする声もあるだろうとの見方を示した。
ポンドドルは買いが優勢となり、1.36ドル台に上昇。一方、ポンド円は円高の動きから、212円台に下落した。ポンドドルは200日線から上放れる展開が加速しており、今年に入ってからの調整の動きを終了し、昨年11月以降の上昇トレンドに戻りそうな気配も出ている。
本日は英中銀のグリーン委員の講演が伝わっていたが、FRBが利下げに踏み切れば、英インフレを押し上げ、英中銀は緩和ペースを鈍らせざるを得なくなるとの見解を示していた。ポンド高による輸入コスト低下の影響以上に、米国の金融環境の緩和が英インフレにも上向き圧力を与えると警告している。
2026年に英米の金融政策がかい離する可能性が英国のインフレリスクを高めた場合、英国では金融引き締めの解除をより緩やかに進める必要が生じ得ると述べていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうのNY為替市場、ドル円が急落し155円台まで下げを加速させた。1日としては約6カ月ぶりの大幅下落を記録。日本の当局が円安進行を食い止めるため、市場介入に踏み切る準備を進めているとの見方が広がっている。
そのような中、NY連銀が主要銀行に対し、参考となる為替レートの提示を求めるレートチェックを実施した可能性が伝わっていた。NY連銀が介入を支援する準備を進めているのではないかとの憶測が広がった状況。本日2度目の急落は、ロンドン市場が終了し、取引の主戦場が米国へ完全に移ったタイミングで起きていた。
本日の日銀決定会合を経ても160円を試す展開にはならなかったこともあり、短期のロング勢が一旦見切り売りを出していた可能性はありそうだ。
ユーロドルは買い戻しを強めた。12月に上値を拒んでいた1.18ドルの水準を回復。12月からの調整局面を終えて、上昇トレンド復帰の兆候も示す展開が見られており、来週以降の展開が注目されそうだ。1.18ドル台を維持できれば、次は昨年9月の高値1.1920ドル付近が意識される。一方、ユーロ円は円買い戻しが加速し、一時183円台に下落。
本日は1月のユーロ圏PMI速報値が発表になっていたが、総合PMIは51.5で前月から横ばいだった。景気判断の分岐点である50を2カ月で上回っており、緩やかな成長が確認された。ただ、エコノミストは、回復は引き続きかなり弱々しく、今後数カ月も同様の状況が続くことを示唆していると述べた。
一方、サービス業の売上価格が急騰し、投入コストも加速している点も指摘。本日のPMIはECBにとって決して安心できるものではなく、タカ派な委員の中には、次の行動は利下げではなく利上げであるべきだとする声もあるだろうとの見方を示した。
ポンドドルは買いが優勢となり、1.36ドル台に上昇。一方、ポンド円は円高の動きから、212円台に下落した。ポンドドルは200日線から上放れる展開が加速しており、今年に入ってからの調整の動きを終了し、昨年11月以降の上昇トレンドに戻りそうな気配も出ている。
本日は英中銀のグリーン委員の講演が伝わっていたが、FRBが利下げに踏み切れば、英インフレを押し上げ、英中銀は緩和ペースを鈍らせざるを得なくなるとの見解を示していた。ポンド高による輸入コスト低下の影響以上に、米国の金融環境の緩和が英インフレにも上向き圧力を与えると警告している。
2026年に英米の金融政策がかい離する可能性が英国のインフレリスクを高めた場合、英国では金融引き締めの解除をより緩やかに進める必要が生じ得ると述べていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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