*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米国経済に不透明感も想定内の日銀引き締めで
19日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米国経済の不透明感や欧州通貨買いは根強く、ドル売りに振れやすい地合いとなる見通し。ただ、日銀の利上げは想定内だったため、円買いは限定的となりそうだ。
前日発表された米11月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、インフレ鈍化を示唆したことから米金利安・ドル安が進行。その後は統計の信頼性を巡る警戒感や米国経済の回復を期待した買戻しも入り、ユーロ・ドルは1.1760ドル台半ばから1.17ドル付近に失速、ドル・円は155円30銭付近から155円台半ばに戻した。本日の日銀金融政策決定会合での利上げは想定内となり、ドル・円は円買い後退で底堅く推移した。
この後の海外市場は主要中銀による政策決定を消化する展開。欧州中銀(ECB)の政策据え置きを受けたユーロの買戻しは小幅にとどまり、英中銀の緩和織り込みを背景にポンドの反発がドルを下押しする見通し。それを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の来年の利下げ継続観測は根強いものの、過度なドル安にはつながりにくい。日銀の利上げ決定による円買いは短期的とみられ、週末に向けドル・円の過度な下げは回避されるだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+231億ユーロ)
・22:30 加・10月小売売上高(予想:前月比+0.0%、9月:-0.7%)
・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:415万件、10月:410万件)
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前日発表された米11月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、インフレ鈍化を示唆したことから米金利安・ドル安が進行。その後は統計の信頼性を巡る警戒感や米国経済の回復を期待した買戻しも入り、ユーロ・ドルは1.1760ドル台半ばから1.17ドル付近に失速、ドル・円は155円30銭付近から155円台半ばに戻した。本日の日銀金融政策決定会合での利上げは想定内となり、ドル・円は円買い後退で底堅く推移した。
この後の海外市場は主要中銀による政策決定を消化する展開。欧州中銀(ECB)の政策据え置きを受けたユーロの買戻しは小幅にとどまり、英中銀の緩和織り込みを背景にポンドの反発がドルを下押しする見通し。それを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の来年の利下げ継続観測は根強いものの、過度なドル安にはつながりにくい。日銀の利上げ決定による円買いは短期的とみられ、週末に向けドル・円の過度な下げは回避されるだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+231億ユーロ)
・22:30 加・10月小売売上高(予想:前月比+0.0%、9月:-0.7%)
・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:415万件、10月:410万件)
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