ドル円、154円台に再び下落 いまのところ下値では押し目買いも=NY為替序盤
きょうの為替市場、円高が優勢となっておりドル円は一時154円台に再び下落。市場は引き続き、今週の日銀決定会合での利上げ期待を急速に高めており、円買いにつながっている模様。
本日は日銀短観が公表されていたが、大企業製造業の景況感は4年ぶり高水準となり、利上げを裏付けている。また、木原官房長官の発言も円買いに反応していた模様。長官は「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられるべき」と、高市政権これまでのスタンスに変化はないが、市場は過敏に反応していたようだ。
ドル円は再び155円割れを試す動きが見られている。先週は155円を割り込むと押し目買いも観測されていた。来年はドル安との見方も多いようだが、円安期待もなお根強い。日米の金利差はさらなる縮小が想定されるものの、それでも他の主要国と比較すれば金利差はあり、もうしばらく円キャリー取引が続くと見ているのかもしれない。
今週は16日(火)に米雇用統計、18日(木)に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。ともに11月分。10月分の米雇用統計についても一部公表される予定。一部からは、明日の米雇用統計はFRBの来年の追加利下げを示唆する可能性が高いとの見方も出ていた。
このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は156円に観測。
15日(月)
156.00(9.1億ドル)
156.50(12.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
本日は日銀短観が公表されていたが、大企業製造業の景況感は4年ぶり高水準となり、利上げを裏付けている。また、木原官房長官の発言も円買いに反応していた模様。長官は「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられるべき」と、高市政権これまでのスタンスに変化はないが、市場は過敏に反応していたようだ。
ドル円は再び155円割れを試す動きが見られている。先週は155円を割り込むと押し目買いも観測されていた。来年はドル安との見方も多いようだが、円安期待もなお根強い。日米の金利差はさらなる縮小が想定されるものの、それでも他の主要国と比較すれば金利差はあり、もうしばらく円キャリー取引が続くと見ているのかもしれない。
今週は16日(火)に米雇用統計、18日(木)に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。ともに11月分。10月分の米雇用統計についても一部公表される予定。一部からは、明日の米雇用統計はFRBの来年の追加利下げを示唆する可能性が高いとの見方も出ていた。
このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は156円に観測。
15日(月)
156.00(9.1億ドル)
156.50(12.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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