午後:債券サマリー 先物は前日比変わらず、持ち高調整主体 長期金利1.955%で推移

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最新投稿日時:2025/12/10 15:26 - 「午後:債券サマリー 先物は前日比変わらず、持ち高調整主体 長期金利1.955%で推移」(みんかぶ)

午後:債券サマリー 先物は前日比変わらず、持ち高調整主体 長期金利1.955%で推移

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/10 15:26
 10日の債券市場で、先物中心限月12月限は前日比変わらず。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見ムードが強く、持ち高調整主体の展開となった。

 この日は期先物となる3月限へのロールオーバーも進んだ。日銀は定例の国債買い入れオペを3本実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が3.81倍と3倍を上回り、中期債への売り圧力を高める要因となった。日銀の利上げ観測も中期債の重荷となったようだ。一方、「同5年超10年以下」は1.61倍と2倍を下回り、債券放出意欲の乏しさが示唆された。長期債と連動する先物には下支え要因となった。「同25年超」の応札倍率は前回から低下したものの、落札利回りの水準から弱めの結果と受け止められ、超長期ゾーンの利回りは上昇(価格は下落)した。

 先物12月限は横ばいの133円96銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.955%で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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