ドル円、上向きの流れ持続 明日のFOMCの結果待ち=NY為替序盤
きょうのNY為替市場、ドル円は上向きの流れを持続しており、156円台半ばまで上げ幅を拡大している。根強い円安の流れがドル円を下支えしている。本日の上げで21日線を回復してきており、160円に向けて明日以降の動きが注目される。フィボナッチ61.8%戻しの水準が156.55円付近に来ており、現在はその水準を試す展開。
市場は明日のFOMCの結果を待っており、短期金融市場では利下げをほぼ確実視している状況。ただ、市場はそれを十分に織り込み、ここ数日は来年以降の見通しに注目が集まっている。一部からは、「パウエル議長が今回のFOMCで、来年以降の利下げペースの減速を示唆するのでは」との声も出ている。根強い高インフレに加え、政府機関閉鎖に伴う米経済指標の欠落が懸念材料となっているという。
アナリストからは「利下げはほぼ確実に見えるが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)やパウエル議長の会見が市場の反応を決定づけ、今月残りのトーンを左右する可能性がある」との指摘も出ていた。
FOMC後のドル高の反応を意識した動きが、本日のドル円にも出ているのかもしれない。
このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は155.50円に観測。
9日(火)
155.50(6.6億ドル)
11日(木)
156.00(17.7億ドル)
12日(金)
155.00(11.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
市場は明日のFOMCの結果を待っており、短期金融市場では利下げをほぼ確実視している状況。ただ、市場はそれを十分に織り込み、ここ数日は来年以降の見通しに注目が集まっている。一部からは、「パウエル議長が今回のFOMCで、来年以降の利下げペースの減速を示唆するのでは」との声も出ている。根強い高インフレに加え、政府機関閉鎖に伴う米経済指標の欠落が懸念材料となっているという。
アナリストからは「利下げはほぼ確実に見えるが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)やパウエル議長の会見が市場の反応を決定づけ、今月残りのトーンを左右する可能性がある」との指摘も出ていた。
FOMC後のドル高の反応を意識した動きが、本日のドル円にも出ているのかもしれない。
このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は155.50円に観測。
9日(火)
155.50(6.6億ドル)
11日(木)
156.00(17.7億ドル)
12日(金)
155.00(11.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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