【通貨別まとめと見通し】ユーロ円
【通貨別まとめと見通し】ユーロ円(タイトルが見切れましたので再送します)
先週のまとめ
上昇傾向が継続、史上最高値圏での推移が続いている。1日からの上昇幅も1円を超えてきている、
11月のユーロ圏コア消費者物価指数(CPI)が前月比で同水準の伸び(+2.4%)を維持しており、インフレの高止まり懸念が払拭されていない。
12月8日頃の報道では、欧州中央銀行(ECB)のタカ派(金融引き締め派)要人であるシュナーベル理事が「次の行動は利下げではなく利上げになる可能性を示唆」する発言をしており、市場の利下げ期待を牽制し、ユーロを下支えしている。
ドイツIfo景況感指数など、一部の景況感が改善の兆しを見せていることも、ユーロのサポート材料となっている。
一方、日本の第3四半期GDP改定値が下方修正されるなど、景気の弱さが改めて意識されている。
テクニカル分析
- **レジスタンス**: 182.50
- **サポート**: 180.00-180.50
RSI (14) 11月から続く強い上昇により、RSIは一般的に買われすぎとされる70水準を大きく超えて推移している可能性が高い
MACD 長期の上昇トレンドの中、MACDライン(短期EMAと長期EMAの差)はプラス圏を維持しており、シグナルラインを上回っている状態が継続している
トレンド
日足チャートでは強い上昇トレンドが継続しており、高値更新の可能性が高い
今週のポイント
メインシナリオ、上昇継続
ファンダメンタルズとしては、引き続きユーロ円の上昇圧力が持続する公算が大きい。しかし、日銀会合などを前に、投機筋による短期的な利益確定の動きは警戒する必要がある。
代替シナリオ 調整拡大
欧州経済の悪化を示す経済指標が発表される、あるいはECB高官が景気に対する強い懸念を表明する。これにより、市場が利上げ期待を修正し、ユーロ売りの動きが加速する。
今週の主な予定と結果
ユーロ圏
特になし
ドイツ
12/08 16:00 鉱工業生産指数 (10月) 結果 1.8% 予想 0.2% 前回 1.3% (前月比)
12/08 16:00 鉱工業生産指数 (10月) 結果 0.8% 予想 -0.4% 前回 -1.0% (前年比)
12/09 16:00 貿易収支 (10月) 予想 152.0億ユーロ 前回 153.0億ユーロ
12/11-12/15 未定 卸売物価指数 (11月) 前回 0.3% (前月比)
12/11-12/15 未定 卸売物価指数 (11月) 前回 1.1% (前年比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.2% 前回 -0.2% (前月比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 2.3% 前回 2.3% (前年比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.5% 前回 -0.5% (調和消費者物価指数(HICP)・前月比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 2.6% 前回 2.6% (調和消費者物価指数(HICP)・前年比)
12/12 未定 経常収支 (10月) 前回 186.0億ユーロ (経常収支)
フランス
12/12 16:45 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.1% 前回 -0.1% (前月比)
12/12 16:45 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 0.9% 前回 0.9% (前年比)
先週のまとめ
上昇傾向が継続、史上最高値圏での推移が続いている。1日からの上昇幅も1円を超えてきている、
11月のユーロ圏コア消費者物価指数(CPI)が前月比で同水準の伸び(+2.4%)を維持しており、インフレの高止まり懸念が払拭されていない。
12月8日頃の報道では、欧州中央銀行(ECB)のタカ派(金融引き締め派)要人であるシュナーベル理事が「次の行動は利下げではなく利上げになる可能性を示唆」する発言をしており、市場の利下げ期待を牽制し、ユーロを下支えしている。
ドイツIfo景況感指数など、一部の景況感が改善の兆しを見せていることも、ユーロのサポート材料となっている。
一方、日本の第3四半期GDP改定値が下方修正されるなど、景気の弱さが改めて意識されている。
テクニカル分析
- **レジスタンス**: 182.50
- **サポート**: 180.00-180.50
RSI (14) 11月から続く強い上昇により、RSIは一般的に買われすぎとされる70水準を大きく超えて推移している可能性が高い
MACD 長期の上昇トレンドの中、MACDライン(短期EMAと長期EMAの差)はプラス圏を維持しており、シグナルラインを上回っている状態が継続している
トレンド
日足チャートでは強い上昇トレンドが継続しており、高値更新の可能性が高い
今週のポイント
メインシナリオ、上昇継続
ファンダメンタルズとしては、引き続きユーロ円の上昇圧力が持続する公算が大きい。しかし、日銀会合などを前に、投機筋による短期的な利益確定の動きは警戒する必要がある。
代替シナリオ 調整拡大
欧州経済の悪化を示す経済指標が発表される、あるいはECB高官が景気に対する強い懸念を表明する。これにより、市場が利上げ期待を修正し、ユーロ売りの動きが加速する。
今週の主な予定と結果
ユーロ圏
特になし
ドイツ
12/08 16:00 鉱工業生産指数 (10月) 結果 1.8% 予想 0.2% 前回 1.3% (前月比)
12/08 16:00 鉱工業生産指数 (10月) 結果 0.8% 予想 -0.4% 前回 -1.0% (前年比)
12/09 16:00 貿易収支 (10月) 予想 152.0億ユーロ 前回 153.0億ユーロ
12/11-12/15 未定 卸売物価指数 (11月) 前回 0.3% (前月比)
12/11-12/15 未定 卸売物価指数 (11月) 前回 1.1% (前年比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.2% 前回 -0.2% (前月比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 2.3% 前回 2.3% (前年比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.5% 前回 -0.5% (調和消費者物価指数(HICP)・前月比)
12/12 16:00 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 2.6% 前回 2.6% (調和消費者物価指数(HICP)・前年比)
12/12 未定 経常収支 (10月) 前回 186.0億ユーロ (経常収支)
フランス
12/12 16:45 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 -0.1% 前回 -0.1% (前月比)
12/12 16:45 消費者物価指数(確報) (11月) 予想 0.9% 前回 0.9% (前年比)
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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